青い彼岸花？んなもん食った（（ ３

食べ物を無駄にしてはいけませんッ！絶対ですッ！ ページ46

ーーー翌翌日。浅草。




炭(街はこんなに発展してるのか！！夜なのに明るい！！建物高っなんだあれ！！都会って・・・都会って・・・う、めまいがする・・・)


杏「うわぁ・・・ここが浅草〜・・・ッ！すごい、話で聞いていたけど本当にすごいわぁ〜ッ！」


炭(ええッ！？杏萌璃は何ともなさそうだ！寧ろ生き生きとしている！くっ、俺は長男だからしっかりしなきゃいけないのに！)


杏「・・・？炭治郎、大丈夫？何だかふらふらしてるよ？」

炭「あ・・・だ、大丈夫だ。あ、あ、あっち行こう」









炭「や、山かけうどんください・・・」ｹﾞｯｿﾘ

杏「私も同じので！」

豊「あいよ」



炭「はー・・・(こんな所初めて来た・・・人が多すぎる)」

杏「本当に大丈夫？炭治郎。ゆっくり休もーーーうわぁ〜ッ！美味しそう！ありがとうございます、いただきます！・・・わあああ、美味しぃ〜ッ！炭治郎も食べてみて！」

炭「う、うん・・・あ！本当だ美味し、ーーーッ！！」




あまりの衝撃で手が震えて、手からうどんが滑り落ち、割れる直前に杏萌璃がキャッチする。




炭「はあ、はぁ・・・・はぁっはあ・・・」

杏「炭治郎！うどんが落ちそうだったよ！食べ物を無駄にしちゃダメだ・・・？炭治郎、炭治郎？大丈夫？」




ダッ！！




杏「！？炭治郎！っ、すみません、すぐ戻ってきます！！」






どうしたの炭治郎！？・・・ーーー嫌な予感がする。




そう思って、既に小さくなった炭治郎の姿を追って走り出した。






杏(人がいっぱいで見失った・・・でも、多分こっちに・・・！！)





「キャアアアッ」

杏「！！」







嫌な予感がする。






どうしようもない焦燥感が体を動かす。






杏「！！！炭治郎！」

炭「！杏萌璃！鬼舞辻無惨が・・・ッ！」

杏「えっ、・・・！！」






途轍もない、おぞましさと恐ろしさが、人混みに紛れた一人の男から醸し出さされている。





近くにいるだけで分かる。本能が、外したことない第六感が、あの男は鬼舞辻無惨本人だと。叫んでいる。




杏「炭治郎、私はどうしたら・・・ッ！その人は・・・」

炭「〜〜〜ッ！その女の人が最優先だ！かまれたんだ。傷口に布を当てて強く押さえてくれ！」

杏「分かったわ！・・・すみません、ちょっと我慢してください・・・」






鬼舞辻無惨。その存在を逃すのはとっても惜しい。逃がしたせいで死ぬ命が増えるかもしれない。いや、絶対屍が増えるだろう。






でも手遅れだとしても、目の前の”人”を見捨てられない。





そう思い、傷口を止める手を強めた。

やっほーむざりん久しぶり☆（（→←沼鬼の戦い全部書くの面倒くさ過ぎたんだ許して・・・

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