青い彼岸花？んなもん食った（（ ３

12日目〜 ” 月柱 ” 〜　　　１ ページ28

テスト、やっと終わりましたあああああああ！！今日からまた一日投稿に戻す(たまに遅れるかもしれない)ので、よろしくお願いいたします！

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いや、哂ったように見えたーーーが正解か。



笑ったように見えた途端、視界がブラックアウト。目の前が真っ暗になった。



技を出して、頸に刀が通ると思った。思っていたのに、




脇に、抉られるような痛みを感じる。




痛い。痛い、痛い。




息が止まって、中身が出そうになるほど、咳き込んで、死ぬかと思う。




獪「グゥ、グェッ！ゲェ、ガッ、、カハッ・・・」

『あぁっ！ごめん！大丈夫獪岳くん！？あああ、こ、こういう時はどうすればいいんだっけ・・・あ、そうだ！桃！桃食べて！水分たっぷりだよ！はいどーぞ！』

獪「ムグゥッ、ん”・・・ぅ、美味しい、です。ありがとう、ございます。」


あの哂い顔とは違い、心底心配・・・というか、オロオロという間抜けな効果音が聞こえてくるような、馬鹿っぽい顔をして、いつからか手に取っていた桃を口に突っ込んできた。


甘い、みずみずしい果実を飲み込むと、水分が全身に行きわたり、張り詰めていた何かが切れてどっと疲労感を感じた。


ほぅ、っと溜息をついて桃を食みながら、改めて月柱様のことを見ると、手に目？がついている、女の物とは思えない少し風変わりな鍔の日輪刀を持っている。・・・鞘に入ってたのに、あの威力だったのか。と思っていると目と目が合う。


『！あ、ゴメンね。食べる姿可愛かったから見ちゃってた。』

獪「可わっ・・・」


確かに俺は月柱様に比べたら、年下で弱いが、可愛いと言われるのは・・・解せねぇ


『あ、男の子に可愛いは失礼か。カッコいいカッコいい。』


完っ全に子供あつかいじゃねぇか。まぁ、しょうがないだろうけど・・・


獪「あーありがとう、ございます・・・あの、さっきのすごかったですね。何か、流石柱っつーか、俺なんかじゃ敵わないなって、改めて思い返されました。」

『ははは、そう？私はすごい獪岳くんの技いいと思うよ？だから手だしちゃったし。脳内の黒死牟さんがここで抜かねば不作法というもの、って言ってた！・・・抜いてないけども』


黒死牟さん、は知らないが、柱が俺の技を認めてくれた。嬉しい。嬉しい。それだけで、心が燃えて、あぁ、満たされるな。これが幸せなんだな。と思う。だから、気になる。


獪「・・・それで、あの、不躾ながらお願いがあるんですけど」

『ん？何？』

獪「・・・






　






　





月の呼吸を、見せてもらえませんか？」

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