青い彼岸花？んなもん食った（（ ３

11日目〜桑島慈悟郎〜　　１ ページ24

善「じいぢゃ”ん”〜〜〜ッ！俺最終選別生き残っちゃったおおお〜〜ッ！俺どうせ死ぬのに！あ”あ”あ”もう無理ッ！もういっそ最終選別で死ねばよかったッ！」

獪「うるせぇカス！鬱陶しくするな！死にてぇなら勝手に死ね！」

善「えええええッ！？酷くないッ！？弟弟子が生きて帰ってきたのに、そんなこと言う！？」

桑「静かに二人共！！・・・はぁ、獪岳。今日ぐらいは許してやれ。今日は祝いだからな！善逸！お前が好きな鰻を買ってきたぞ！」

善「えッ！うわあああああ本当だ！ありがとうじいちゃんッ！」

獪「・・・・・・」



善逸が帰ってきやがった。



折角、五月蠅いのがいなくなって先生の稽古を独占できると思ったのに。



・・・鰻って、無茶苦茶高い奴だよな。



こんな物、あの頃には絶対食べれなかった。



例え、どれだけ俺が金を盗んでも・・・



善「あれ、獪岳鰻食べないの？ならいただきま・・・」

獪「食べるに決まってるんでだろ」ﾊﾟｸｯ

善「あ〜ッ！俺が食べようと思ってたのに・・・」

獪「俺の分だぞ、ふざけんなカス」ﾎﾞｶｯ


やっぱり高い物はうまいな、と鰻を食べながら思う。こんなものが好きだとか、善逸のくせに生意気だなと思ってまた殴った。その時、


繋「カアッ！カアッ！手紙！お館様とAの手紙ィッ！」

桑「！お館様からだと？そして・・・A？知らないが・・・お前たちの知り合いか？」

獪「いや・・・知りません。」

善「俺も知らないけど・・・その子、女の子！？女の子ッ！？まさか俺へのラブレターッ！？ぎゃああああ〜ッ！」

獪「うっせえ！テメェのラブレターなわけねぇだろ！」


そんなのが来たら世も末だ。



桑「ーーー！？これはッ！？」

獪「どうかしました？」

桑「新しい柱が、出たそうだ」

獪「！？」


新しい柱？確か柱は既に九人いたが、誰かが抜けたのか？


善「で、でもじいちゃん。俺そんなこと聞いてないよ。それが本当なら噂になるはずじゃ・・・」

桑「それがな、表に出来ないらしい。今回出たのは月柱のAという奴なんだが・・・鬼らしいんだ」

獪「はあッ！？」


鬼！？鬼殺隊の柱が、鬼！？


善「ええええッ！？俺、まさか食われるのッ！？いやああ〜〜〜ッ！」

桑「静かにしろ、善逸！お館様と柱が認めたのだから、安全だ！」

善「で、でも、その二枚目の手紙、その人から来たんなら危ないんじゃ・・・ッ！ま、まさｋ俺たちを食うって予告状なのかｍ」

桑「いや・・・継子を元鳴柱の儂に一日育てて欲しいのと・・・









”獪岳”と会いたい、そうだ。」





・・・俺？

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