青い彼岸花？んなもん食った（（ ２

杏萌璃ちゃんの容姿全く考えてない・・・どうしよう ページ10

鬼「ちょこまかと逃げやがって！だがもう逃げれないぜ！」

杏「えぇッ！？う、噓〜ッ！行き止まりぃ〜！？」


藤襲山は鬼が出ないように、鬼殺隊に管理されている山であるため、仕切りがあるのだ。


杏(うぅ、無理よお！だってこんな顔が怖い鬼に刃を振るうなんて・・・死んじゃうわ！も、元々刀なんて危ないものすら持ちたくなかったのに・・・後藤さん、やっぱり私死んじゃうわ。隠として生きるべきだったのかしら・・・




いいえ、違うわ！死ぬとしても、ここに立ったことにはきっと意味がある！鬼殺隊の皆のように鬼と戦って死ぬのだも・・・)




杏(・・・これは、”鬼と戦った”って言えるのかしら)




杏(鬼殺隊の皆は、どんなに強い鬼にも勇敢に立ち向かったのに、私はみっともなく逃げただけ。)




杏「・・・このままじゃ、死ねないわよおおおお〜ッ！」

鬼「！？」

杏「炎の呼吸、壱の型 不知火ッ！」

鬼「がっ、ああッ！う、腕があッ！」

杏(や、やっぱり私には炎の呼吸が合わないのね〜ッ！頸を切ったと思ったのに上手くいかなかったわ！



・・・って、腕が切れて苦しそう・・・。そりゃあ、腕が切れたから当然かもしれないけど・・・ちょっと可哀想かも・・・こんな苦しんでるのに、頸を斬るの！？)

鬼「ぐ、があっ・・・よ、よくもやってくれたなあああッ！死ね！」

杏「わああっ！！(ま、間に合わな・・・)」




スパン！



鬼の頸が飛ぶ。



鬼「ーーーえ？」

杏「あっ・・・」


鬼の後ろには、赤髪の少女が立っていた。


杏(えっ、いつの間に後ろにいたの！？気配がなかったわ！そ、それにこの人、呼吸を使わないで頸を切った！？・・・あ、この人よく見たらとっても綺麗だわ)

鬼「う、後ろからやるなんて・・・卑怯だぞ・・・」

『可愛い非力な女の子を殺ろうとするあんたも大概でしょ。呼吸を使わないだけ私は優しいよ？』

杏(こ、怖いわッ！これで優しいだなんて！)

鬼「ぐ・・・がぁっ」

杏(あ・・・死んじゃったわ)

『・・・。来世では、幸せになってね』

杏(！？すごく、優しい目だわ。合掌してるし、少し悲しそうな目をしている・・・)



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↓朔夜さんが描いてくださりました！

http://uranai.nosv.org/img/user/data/7/9/5/7957a8baa699affa30bc8061300a4ba9.jpg

文字数の関係であまりコメントできませんが、本当に嬉しいです！

もう一枚描いていただけるということなので、楽しみにしてますッ！

本当に、ありがとうございました！

鬼を斬るということは→←オリキャラ登場うううッ！　※パクリじゃないです

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