青い彼岸花？んなもん食った（（ ２

よかろう、ならば稽古尽くしだ。 ページ27

杏「私のお願いは・・・私を、Aさんのーーー月柱の継子にしてください！」


何か・・・知ってたよ。弟子も継子も似たようなもんだし。


『継子っていっても・・・私は秘密の、裏の柱だからさ。公言できないし、大きな鍛錬もできないし・・・いいことないよ？』

杏「Aさんの弟子になれることがいいことですッ！」

『あぁ・・・そう、・・・』


何でそこまで私がいいのか・・・どうせなら他の柱の継子になればいいのに。まぁでも、原作改善するには戦力は欲しいし、鬼ってこと知って協力してくれるのは有り難い・・・


『ーーーん、いいよ。杏萌璃。









貴方を、私の継子として認めます。』


杏「え・・・ほ、本当にいいんですか？鬼の頸も斬れないぐらい弱い私が・・・Aさんの継子？」

『うん、そうだよ。私が認めたんだから、もっと自信を持って！それにね、何となく杏萌璃ちゃんは伸びる気がするんだ。今は弱いかもしれないけど、これから鍛えればいいからね！』

杏「〜〜〜ッ！Aさん、いえ、A様〜ッ！」

『うわあっ、抱き着くのはいいけど、様は止めて！むずがゆい！今まで通りAさんでお願い！』

杏「ええええ〜ッ！！で、でもA様は柱だし、私の師匠ってことだし・・・」

『ダメ。命令だよ？私の様付けは禁止！逆らうならさん付けも禁止するからねーーー杏萌璃？』

杏「(ま、まさかの呼び捨てえええ〜ッ！カッコよすぎるわ！)わ、分かりました・・・Aさんッ！」

『ふふ、よし。じゃあまずは特訓だッ！私が柱の皆に頼んで、明日から”杏萌璃専用の稽古”してもらおう！』

杏「えっ、私だけの柱稽古ですか・・・？」

『うん。でも条件あり！一人の柱についてその稽古は“一日“で終わらせること！』

杏「ええええッ！一人の柱稽古を一日でッ・・・！な、なんでですか・・・？」

『13日後に日輪刀を受け取って、少女だけを狙う鬼の鬼狩りをしてもらいたいの。でもハッキリ言うと杏萌璃はまだ弱い！激弱！だからこの12日間で、現在の柱。そして雷と水の呼吸の育手の、桑島さんと鱗滝さんを加えた12人の稽古を一日ずつ受けてもらいます！一日で終わらない場合は強制的に連れ帰ります。基本的に休憩はなし。明日は朝から狭霧山の鱗滝左近次さんのところに行くからね。今日は私の家で寝ていいから、早く寝るように。さ、行こ！』

杏「えっ、どういうことですか？えっ、えっ、ちょっと、Aさん！？ちょっとおおおおおおおおお！」









甘露寺杏萌璃は、彼女の継子になったことを早々に後悔するのだった。

1日目〜鱗滝左近次〜　　１→←第六感とか、霊感って、本当にある人いるの？いる？気になるわぁ

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