54period ページ8
その後点差は変わることなく、攻守が何度も変わり続けた。
「アウトオブバウンズ、白ボール！」
ボールがコートの外に出て、あたしたちのボールになった。ふとテツの方を見ると津川と何やら話している様子だった。すると突然、津川のえっ？！という大きな声が聞こえた。
津川「誰？！ってか出てた試合？！？！」
えぇ、中学の時あってるじゃん。1回戦ってるじゃん。それでも覚えられてないテツの影の薄さってほんと何なの？(Aは黒子が普通に見えている)(2回目)
テツが自己紹介でもしたのかうっそだぁー！あれか、補欠的な？！とギャアギャア騒ぐ津川を真顔で見つめるテツ。…あぁ、あれ真顔だけどちょっと傷ついてる時の顔だ。(確信)
でもテツを補欠呼ばわりするのはテツのこと舐めすぎだわ。テツが俊先輩に話しかけてる。…あれ1発決めるつもりだな。いっその事津川に思い出させちゃお。脅威の幻の6人目の姿を。
ーー
あたし達のボール。ボールを持っている俊先輩を含め全員にビッタリディフェンスが着いている。ただ1人を除いて。
俊先輩が誰もいないところにパスをだす。取れなければ相手ボールになるようなパス。誰もがパスミスだと思ったそれは軌道を変え、ディフェンスの裏から凛先輩へパスが回り、そのままシュートを決めた。
『ナイスパス！ナイシュー！！』
正邦は何が起こったのか分からないまま返された1本を取り返そうと攻める。シュートを打てる。そう思ってジャンプしたところには
『ナイス大我！』
見事ブロックを決める大我がいた。
さぁ、反撃だ！
ーー
テツのミスディレクション発揮により、第1クォーターが終わる頃には19対19と振り出しに戻っていた。
相田「まだ油断は禁物よ。勝負は始まったばかりだわ！」
皆はリコ先輩からの指示を真剣に聞きながら水分補給や汗を拭くことをしている。同点にまで来ることは出来た。けれどまだあと3ピリある。いつ何が起こってどうなるかなんて何も分からない。あと…
『大我、大丈夫？』
火神「あ？何言ってんだよ。」
そう、大我の汗の量だ。とても第2クォーターでかく汗の量じゃないのだ。多分、津川のディフェンスによって。それに自身が気づいてないのがいちばん危ない。
大我への不安が残ったまま第2クォーターが始まった。
56period→←こっちのイラストが正解ですね、すみません汗
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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 腐腐腐さん» 腐腐腐さん！運命感じていただきありがとうございます！！(？)笑これからも頑張ります！！！ (2022年5月4日 18時) (
レス) id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - めっさ好きです！この作品に運命(？)を感じました笑続き楽しみに待ってます！ (2022年5月4日 18時) (レス) @page7 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年5月1日 14時
