58period ページ13
出してくれ、という大我を一番に制したのは順平先輩だった。
日向「何いってんだお前はダメだ。その元気はなんのためにとっといてるか忘れたんかダァホ！ちゃんと蹴りつけてくっから待っとけ！」
火神「だからってやっぱジッとしてるなんてできねーよ！なにか先輩の力に...『「あたしも/ぼくもそう思います/思う。」』」
ありゃ、テツとハモった。
ダラダラと何言われても引っ込まない大我にあたし達は言葉を被せ、順平先輩の言葉を肯定した。あたしは被して黙らせるだけだったんだけど、テツは物理的に黙らせていた。
黒子「だから4ファールの人はすっこんでてください。」
火神「ぶｯ」
テツの顔面への攻撃は余り効果がなかったようだ。(ポケ◯ン)
ちょ、おいゴリラ落ち着け！テツの頭が！頭が割れるって！ア”ーｯ！！いまメキって言った！ねぇメキって言ったから！！！
何やら大我は津川に借りがあるようで、退場しないから出してくれとのこと。...あ、良いこと思いついた。あたしは大我をテツから離させようと大我の腕を掴みながらこう提案した。
『その借りテツに返してもらったら良いじゃん！』
火神「あ”？！」
コイツｯｯ！！やっぱゴリラかよｯｯｯ全然テツの頭から手が離れないんだけどｯｯ(全力)
黒子「そうですよ火神君。津川くんは代わりに僕が倒しときます。」
火神「なっ！」
ようやくテツの頭から大我の手が離れ、テツもあたしの案に賛成した。そんなあたし達を見て順平先輩ははぁ、とため息をつき、分かった。津川は頼む。と言ってくれた。
『大我顔！』ﾍﾞｼｯ‼
火神「ｱﾀﾞｯ‼」
テツがコートに出てすぐに流れがこちらに来たのが分かった。正邦もまだテツの存在に混乱してる。すげぇ。と隣から大我のつぶやきが聞こえた。そういえば大我とテツはずっと一緒に出てたからベンチからテツのプレーを見るのは初めてなのか。...このテツを知らないのは損だと思う。何年もベンチで見てきたから、ベンチ側から見るテツはものすごくカッコイイんだ。
『どーよあたしの幼馴染は。カッコイイでしょ？』
そう言ってニマニマと大我を横から覗くと何故かムッとしてタオルをファサッと頭にかけられた。
『ねぇ！見えないんだけど⁉』
火神「おーおー見えないまま試合が終わっちまえ。もちろん俺らの勝ちでな。」
だから手でタオルごと頭抑えないでって！...あんたマジでそろそろ自分がゴリラだって気づいたほうが良いと思う！！！(憤怒)
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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 腐腐腐さん» 腐腐腐さん！運命感じていただきありがとうございます！！(？)笑これからも頑張ります！！！ (2022年5月4日 18時) (
レス) id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - めっさ好きです！この作品に運命(？)を感じました笑続き楽しみに待ってます！ (2022年5月4日 18時) (レス) @page7 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年5月1日 14時
