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35period ページ37

ギャーギャー言い争っていた黄瀬と火神もコートで起きていることに気がついた時にはそのガラの悪い人たちの行動が酷くなっていた。


ガラの悪い人たちの1人が暴力を振るっているのを見た時、黄瀬はふと気がついた。



黄瀬「そういえば、Aっちと黒子っちは?!」



______________________

-Aside-



『ねぇねぇ。』



あたし達はコートにいたガラの悪い連中に近寄り、肩をとんとんと叩いた。その人が振り返った瞬間。



黒子「どう見ても卑怯です。」シュルルルル



ボールを指で回転させながらそれをテツはその人の鼻先に当てた。うっわ、痛そー。(思ってない)←



「何だてめーら、どっから湧いた?!」

黒子「そんなバスケは無いと思います。それに…」

『暴力はだめデショ』



あたし達が言ったことにキレたのか1人がテツの胸ぐらを掴んだ。



「はぁ?いきなりなんだてめー!!」

「まぁ待てよ。…そっちの女、よく見たらかわいーじゃねぇか。」

『は?』



その言葉を聞いたテツがあたしを守るように後ろに隠した。



「なぁ女。俺らがバスケで勝ったらいーことしよーぜ」
「まぁ負けるなんてことねーんだろーけど。」



ギャハハハと笑いながらそいつらはそう言ってきた。それを聞いたあたしはテツの1歩前に出た。



『いーよ。』



あたしはそう返した。その言葉を聞いた他の人たちはテツも含め目を見開いていた。



「ギャハハ、決まりだな。やろーぜ。」



よゆーだなとニヤニヤしているそいつら。まっじてムカつくなこいつら。そう思っていると突然、そいつらの姿が見えなくなった。いや、見えなくされたの方が正しいか。



黄瀬「あのー、オレらも混ざっていッスか?」

火神「つーか何いきなりかましてんだテメー。Aも!」

『聞いてたんだ。』

黄瀬「Aっちは後で説教ッスね。」

黒子、火神「だな。/ですね。」

『え"』




ーー


結果はまぁわかっていた通り瞬殺。テツ達の勝ちだ。そして今は説教タイムである。



火神「おい、A」

『はい』

黄瀬「なんであっちが俺らに勝ったらっていう要求飲んだんスか」

『だって…』

黒子「だってじゃないです。言っていいことと悪いことがあります。」



あたしは正座でそのまわりを3人が囲むように笑顔(目は笑ってない)で立っている。…これ傍から見たらただのいじめ現場だかんね?わかってる?



『あたしは、3人があんな奴らに負けるわけないってわかってたもん。勝てるってわかってなかったらあんなの乗ってないし。』

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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - ykさん» レスと言う文字に今さら気づきましたっ!普通にコメで返してました。遅くなってすみません汗コメントありがとうございます!明るい性格にしたかったのでそう見えててよかったです。これからもよろしくおねがいします! (2022年5月6日 9時) (レス) id: 42f874bee7 (このIDを非表示/違反報告)
yk(プロフ) - 主人公の明るい性格がとても好きです! (2022年4月25日 2時) (レス) @page37 id: 9724ee37b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優雨-ゆうあめ- | 作成日時:2022年3月17日 22時

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