28period ページ30
第４クォーター。2ピリ3ピリと休んだおかげでテツのミスディレクションが復活し、点差を縮め続けている。そして…
「同点？！」
「誠凛、ついに追いついた！」
よし、このまま行けば…!!
『…涼太の雰囲気が変わった。』
相田「これからが最後の勝負どころね。」
いい感じだと思った瞬間、涼太の雰囲気が変わった。テツが抜かれ、もう一度テツがバックチップで取ろうとするも、避けられた。そしてカバーも間に合わず、そのままダンク。
残り3分。ここからは最後の点の取り合い、ラン＆ガンだ。
ーー
点の取り合いが続き、4ピリも残り15秒。点差はなく、98VS98で海常ボール。
日向「時間がねぇぞ！！当たれ！！ここでボール獲れなきゃ終わりだ！！」
キャプテンの声に周りが応じる。
Aはスコアを書きながら皆の姿を一瞬も見逃さないよう試合の流れを見ていた。
黒子「火神くん、一瞬いいですか。」
火神と黒子がすれ違う時、黒子は火神に話しかけた。
黒子「ここを獲れれば、黄瀬くんにコピーされない手がもう1つあります。それは＿＿＿
相田「(残り10秒を切った。もうウチに延長を戦う体力はない。)守るんじゃダメ！攻めて！！」
相田がそう叫ぶ。あと7秒、その時、日向の足がもつれ、それにより笠松がシュートを打つ隙となった。終わった…誰しもがそう思ったその時、
ﾊﾞｼｯ！！
『っ！大我！！』
火神がシュートをブロックした。そのボールを日向が取り、前に走る火神に投げる。ディフェンスは涼太1人。対してオフェンスは火神と黒子。2VS1の状況を作れた。
火神「ｯ、黒子！」
火神は自分で行くのではなく、黒子にパスを回した。
黄瀬(黒子っちにシュートはない！2人だったら火神にリターンしかないッスよ？！)
リターンだけを警戒する黄瀬の考えに気づいた黒子はボールをリングの少し右側に投げた。誰もがパスミスだと思ったそのパスはゴールに向かって跳ぶ火神の手の中に。
笠松「？！アリウープだ！！」
黄瀬「させねぇッスよ！！」
ダンクに向かう火神の前には黄瀬の姿。止められる、はずだった。
黄瀬(…まだ?!いつまでそこに?!)
黄瀬の方が後に跳んだにもかかわらず、空中に残っているのは火神の方だった。
__
黒子「1回きりの単純な手ですけど…」
__
火神「テメーのお返しはもういんねーよ！なぜなら！」
火神「これで終わりだからな！！」
__
黒子「ブザービーターと同時で決めちゃえばいいんです。」
___
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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - ykさん» レスと言う文字に今さら気づきましたっ！普通にコメで返してました。遅くなってすみません汗コメントありがとうございます！明るい性格にしたかったのでそう見えててよかったです。これからもよろしくおねがいします！ (2022年5月6日 9時) (
レス) id: 42f874bee7 (このIDを非表示/違反報告)
yk(プロフ) - 主人公の明るい性格がとても好きです！ (2022年4月25日 2時) (レス) @page37 id: 9724ee37b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年3月17日 22時
