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30period ページ32

言いたいことだけ言ってポカンとしているそいつらを置いて去っていくA。


その姿を見ていた人が1人。



黄瀬「…はは。Aっちはホントに…」






これ以上好きにさせてどうするんスか。







ーー


愚痴を言ってたヤツらの論破(?)を終え、今はみんなのところに帰っている途中である。



??「A、か?」



突然呼ばれた自分の名前にパッと顔を上げる。そこには緑頭の黒縁メガネ。左手にはカエルのおもちゃ。



『…久しぶり、だね。真太郎。』



目の前には緑間真太郎の姿が。数ヶ月あってなかった、ここで会うとは。



緑間「あぁ、久しぶりなのだよ。」

『練習試合、見てたんだ。もう終わったし、ここに何か用があるの?』

緑間「ああ。…ついでだ。あいつの負けた姿を見ておこうと思ってな。」

『ふは、意地悪いなぁ。』

緑間「海常に勝てたからとはいえ、自惚れるなよ。俺達秀徳に勝つことは1%たりとも無いのだよ。」




相変わらずズバズバと。





『自惚れてなんかないよ。あたしも、テツも、皆も。ただ、1%なくても0.01%でもあるならあたしはその奇跡にかけるね。』




その言葉に驚いたのか真太郎は目を見開いた。その後フッと笑い、あたしの方に歩き出した。




緑間「楽しみにしてやらんでもない。」





すれ違う寸前、あたしの頭に手をポンと置き、そう言った。




『正直に楽しみにしてろ。』




ニシシと笑い、あたしはそう言った。


真太郎の姿が見えなくなった。あたしも皆の所へ行こう。皆はテツを一応見てもらうため病院に行くと言っていた。




『よし、急がなきゃ。』




あたしはみんなの元へ走り出した。

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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - ykさん» レスと言う文字に今さら気づきましたっ!普通にコメで返してました。遅くなってすみません汗コメントありがとうございます!明るい性格にしたかったのでそう見えててよかったです。これからもよろしくおねがいします! (2022年5月6日 9時) (レス) id: 42f874bee7 (このIDを非表示/違反報告)
yk(プロフ) - 主人公の明るい性格がとても好きです! (2022年4月25日 2時) (レス) @page37 id: 9724ee37b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優雨-ゆうあめ- | 作成日時:2022年3月17日 22時

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