70☆* ページ22
.
「チッ」
「はいはい頼みますよー後、輩、くん」
「おつかれさまでーす」
鉄君は睨みをきかせながら去っていく先輩たちを胡散臭い笑顔(失礼)を再び浮かべて手を振り見送る。そして先輩達の姿が見えなくなるとあたしを動けなくしていた腕をパッと離してくれた。
「ハッ、なーにが後輩くんだ」
『落ち着け落ち着けw助かったから！ね！ありがとう！』
心底不快だとでも言いたげな鉄君を宥めて、騒がしさと暑苦しさのなくなった水道で2人でボトルの片付けを始める。
「今日何時くらいに帰んの？」
『んー、今が12時だから…16時くらい？研磨君ともゆっくりしたいし。』
「ちょっと時間あるなー、どうせ研磨はゲームしかしてねぇんだろうし、外に強制連行するか。」
『どうせなら嫌な呼び方しよう。』
「プランBはどうだ？」
『賛成』
話は弾むけれど、手は止まらない。ボトルの片付けは、3人でやっていた時より断然進みが早かった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『あーあー、研磨君、孤爪、孤爪研磨君、この家は包囲されている。さっさと出てきなさーい。お母さんも泣いてるよー』
「出ておいで研磨！！好きな子にズバッと振られちゃったのは悲しかったと思うわ！でも1年半も引きこもることないじゃない！」
『え！研磨君好きな子いたの？！ねぇ研磨君その子可愛い？？紹介して((スパンｯあ、出てきた。』
「恥ずかしいからやめなよそして庵、俺は好きな子いるけどいない告白もしてないし振られてもない勘違いしないでねクロは後で覚えておいて。」(一息)
「必死すぎだろ…」
『………ん？ちょっと待って研磨君好きな子いるのはほん「バレーするんでしょ早く行くよ」え？え？？』(困惑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 529人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます！皆さんに楽しんでいただけるよう製作中なので少々待っていてください！ (2023年3月14日 6時) (
レス) id: d60abc6b35 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月14日 6時) (レス) id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - mooさん» コメントありがとうございます！！パート１でもコメントしてくださって...本当に感謝しかないですｯ！！！ (2023年2月9日 12時) (レス) id: 79e0660dd9 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - ハイキューの世界観に夢主ちゃんがハマり過ぎて面白いです！ (2023年2月9日 11時) (レス) @page42 id: 8c70df45d4 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントあざまぁぁっす！！ (2023年1月23日 19時) (レス) id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年10月29日 18時
