検索窓
今日:69 hit、昨日:78 hit、合計:127,822 hit

81☆* ページ33

.




「なんっで開けてくれへんの?!!」
「おーい庵ー?おるのは分かってんでー?」




ドンドン、ドンドンドンと叩かれるドア。こいつら力入れすぎじゃね?音が鈍いしなんなら揺れてるしつーか…




『うるっっせぇ!!!』
「お、開いた。」
「庵ー!なんで俺らってわかった瞬間モニター切ったん?!!しかもなんですぐ開けてくれへんの?!!わざわざ俺らが重い腰を上げて逢いに来てやったんになんでこんな『急に来る予定のない人達が玄関にいたらそうなるだろうが!!!あとうるせぇ!!!』」
「…お前ら2人が喧しわ。近所迷惑って言葉知らんの?」


『「やって庵が!/だって侑が!」』




以前見た時は黒色だったのに、いつの間に灰色にしたのか。治が死んだ目をして溜息をひとつこぼす。そう、どこか聞き覚えのあった声と関西弁の正体は兵庫にいるはずの双子。侑と治だった。


どうしてここにいるのか、どうしてあたしの家がわかったのか、なんで再開早々溜息をつかれているのか。色々聞きたいことはあるがとりあえず、




『久しぶり、よく来たね。』
「!…おん。」
「会いたかったで。」
「あ"っ、サムより俺の方がもっと庵に会いたかったで!」
『わかったわかった(ぎゃんかわ。)(鼻血)』




先程までの騒がしさが1度落ち着いたと思ったら、既にどっちの方があたしに会いたかったかで喧嘩になりそうになっている(可愛い)のでとりあえず玄関に押し込んだ。




「やけに静かやな。」
『あ、うん、今マミー達いないから。』
「(それはつまりこの家には俺らと庵だけっちゅう事で邪魔をする奴はおらんっちゅう事でちゅう事は何をやっても止められへんちゅう事で)………マズイやろ。」(この間0.5秒)
『え?何が?』
「いやこれは美味しいことなんか?いやいやでもあかんやろ。おん。あかん。いやでも…」
『何ブツブツ言ってんのとりあえず玄関ででかい2人が止まるな入れ。』




親がいないってだけでどうしてマズくなるのか…。あたしと3人じゃ気まずいってか??いや久々に再開した人と話すのって気まずかったりするけど。ちょっと分かるけれども別に親いないけど夕はいるし…あれ初対面の方が気まずいのか??(圧倒的な勘違い)



そこであたしは、重大なことに気がついた。



『(あたしの部屋に、夕が居る。玄関に、双子。…これって双子と夕が原作より早く対面してしまうのでは????)』(大事件)



気づいた時には時遅く、




「おーい庵ー?誰か来たのか、って…誰だそいつら。」



会うはずのない3人が対面した。

82☆*→←80☆*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (233 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
529人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 転生 , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます!皆さんに楽しんでいただけるよう製作中なので少々待っていてください! (2023年3月14日 6時) (レス) id: d60abc6b35 (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月14日 6時) (レス) id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - mooさん» コメントありがとうございます!!パート1でもコメントしてくださって...本当に感謝しかないですッ!!! (2023年2月9日 12時) (レス) id: 79e0660dd9 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - ハイキューの世界観に夢主ちゃんがハマり過ぎて面白いです! (2023年2月9日 11時) (レス) @page42 id: 8c70df45d4 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントあざまぁぁっす!! (2023年1月23日 19時) (レス) id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:優雨-ゆうあめ- | 作成日時:2022年10月29日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。