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「実彩子が本当に見てほしかった、って言った理由もなんとなくわかったなって、」
浦「宇野が連れてくるのは珍しいからね、」
「え、そうなんですか？」
千「たしかに、家族とかはあったけど、」
「…そうなんだ、」
浦「それくらい大切なんだね、Aちゃんのこと」
心が温かくなった、
じんわりと温かくなる心に響くのは、
実彩子の笑顔で、私も自然と笑顔になった。
浦「仕事は？なにしてるの？」
「あ、スタイリスト…の、まだ端くれなんですけど、」
千「へー！あー、でもそれっぽい！」
浦「あ、じゃあ、…ちょっと、」
そう言って反対側に座ってた1人の人の肩を叩く、
その人が振り返ると、
見知った顔で、私は思わず声をあげた。
「塚本さん！」
『うわ、え？！なんで、』
浦「え(笑)知り合いなの？」
「いや、知り合いというか、」
『ちょっと前に別のところで、…え？どうしたの？』
「宇野の友達で、…びっくりしました」
以前撮影でお邪魔した雑誌で見かけた時に、
まだ右も左も分かれてなかった頃に
塚本さんには少しだけお世話になったことがあって、見知った顔に少しホッとしたところがあった
浦「知り合いならいいね、引き抜いちゃえ〜」
千「いいねぇ〜ようこそAAAスタッフ！」
「ちょっと、やめてくださいよ〜(笑)」
いい感じにお酒も入ってて、
2人から出る言葉に塚本さんも、私も笑ってる。
『それもいいなー、雑誌のスタイリストまだやってんの？』
「あ、はい。まだ端くれなんで、勉強中ですよ」
『その先決まってんの？』
「いや、…でも勉強中なので、まだそこまで決めてなくて、」
『何かあったら相談のるよ、』
「わー、本当ですか？やった、」
そう言って塚本さんと連絡先を交換してる最中、
俺も俺もー、と浦田さんが入ってきた。
「え、いいんですか？」
浦「いいのいいの、千晃は？」
千「え！Aちゃんがいいなら交換したーい！お買いしたい！」
「わ、私でよければ！」
千「仲良くしてねー！」
笑った顔がふんわりとして、あぁ、これが女の子の顔だよなぁとちょっと羨ましくて、
それが言葉に出てしまっていた。
「千晃さん、可愛い」
千「え、…照れる」
浦「ちぃは可愛いからなぁ、わかる」
「ほら、やっぱそうですよね！」
千「リーダーやめてよー、照れるって！」
そのやりとりをじっと見つめられてることを
私は全然気づいていなかった。
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rio(プロフ) - あゆにし♪さん» コメントありがとうございます。長編の女の子のことでしょうか？千晃さんとは別の方です、申し訳ございませんが、こちらは別の長編の複線ですのでそちらに出てくる主人公も出てきます。その方のお名前の設定もしていただけるとわかりやすいと思います。 (2018年1月17日 15時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
くま - 丁寧な返信ありがとうございます！受験が迫っていてこの小説読むと元気になれます(^o^)/勉強の合間にまた読むの楽しみにしてます (2018年1月12日 23時) (レス) id: 6dbd28e3f1 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - くまさん» コメントありがとうございます！続き、本日も更新予定です＊ぜひ今後ともよろしくお願いします！また覗きに来てやってくださいね！ (2018年1月12日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
くま - めっちゃ続き気になるー(*^^*)頑張って下さい！ (2018年1月12日 18時) (レス) id: 6dbd28e3f1 (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 間違いました!!このコメントは消してもらって結構です！これからも頑張ってくださぁい！ (2018年1月4日 2時) (レス) id: 54dbba8f6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2017年12月18日 23時
