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「そういう秀太はどうなの？」
秀「俺は、」
「昔から、秀太って自分のことあまり話さないじゃん？かといって、にっしーみたいに、これが！これは！とか言うタイプじゃないし、」
秀「あいつ昔からずっとそうだもんな、」
「秀太のいいところでもあるけど、悪いところだったりするじゃん。勘違いされることなんて多々あって、1人で落ち込んで。」
周りからは、不機嫌。と言う言葉で片付けられることばかりだった。
最初のうちは特に、
だけど、私は、いや、メンバーは
秀太のことを知れば知るほど、
彼が実はかなり大人で、
言いたいことを、言い様に伝えられるような、
最後には、向こうの意見に従う大人な考えを持ってるってわかったから。
だからこそ、多分、
「みんなが、ソロを始めてきたから、秀太のやりたいこと、わからなくなってるんじゃないの？」
秀「俺のやりたいことはずっと変わってない。」
「うん、」
秀「だけど、」
それが、現状維持である限り。
秀「進めてない気がしてならない。10年やって、グループはここまで大きくなってきた、あんな、ストリートの頃を知ってる人からしたら、俺らがこうして、アリーナクラスで、ツアーをできるようになって、」
「うん、」
秀「こんなたくさんの人に、ファンの子がいるのに、たくさんの景色を見せてあげられてない。」
秀太の表情が見れない、
バルコニーの柵に手をかけて秀太さ、
ぐ、と手の甲に頭を乗せて、表情も、塞いだ。
出会った頃は、こんなことを考えてる人じゃなかった。
私と一緒で、ちょっとスレてて、
どちらかと言えば、つんけんしてて、
それでも、ただダンスが好きで、
音楽が好きで、
そればかりだったから。
長く、長く、秀太と一緒にいたからこそ
わたしには、その気持ちがたくさん分かる。
「進めてないって、わからなくない？」
秀「…、」
「だって、自分で歩いてるんだもん。…どのくらい歩いたのか、下を見てないと気付かないよ。ましてや、数えてるわけでもないし。」
秀「それはそうかもしれんけど、」
「わたしは、一緒にいたスタッフは、もちろん、直也くんだって、にっしーだって、実彩子ちゃんや、ちあちゃん、だっちゃんに、真ちゃん、…」
大丈夫、私たちは、
「私たちは、どれくらい進んできたか、わかってるよ。」
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ちい - 更新きてくれてありがとうございます！！また読み返して最新話が更新されててとても嬉しくありがたいです！ (2020年6月16日 0時) (
レス) id: 41d72408da (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ちいさん» 遅くなりまして申し訳ありません、コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです＊まだ少し続くと思いますので、お付き合い頂けると嬉しいです！また覗きに来てやってくださいね！ (2020年5月25日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - めちゃめちゃ最高です！！何ていうのだろう、、めちゃめちゃ文書が分かりやすいし胸キュンするし、3150で、4回読み直してます！更新楽しみにしてます！！ (2020年5月21日 15時) (レス) id: 9cfad6f983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2019年9月14日 1時
