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なんだか照れたように笑っていただっちゃんが、
今度は珍しく、慌てたようにしている。
違う、と言ってるその姿も、
こっちから見たら、そうとは見えなくて。
日「違う想いだな、って、そう思っただけ。」
「そういうことじゃん！」
日「違う。」
「そうでしょ、」
日「ちげーよ、つうかもう戻れ。」
「なん、ちょ、…もう！引き止めたのそっちじゃん、」
日「はいまたあとで。」
ドアを引いて押し込められるように部屋へと身体を押しこまされて、
なんだか強引に終わらせられた会話。
最後に見ただっちゃんの顔は、
やっぱりなんだか照れていて。
色々あったけど、それでも、
こうやって、話してくれたことが、嬉しくて仕方なかった。
「わたしも、がんばろ、」
宇「おはよう、随分にやけた顔して。」
「実彩子ちゃん、おはよ！」
千「なーに？朝から真ちゃんと会ってきたの？」
「ちあちゃんー、おはよ。ううん、ちがーう。」
宇「日高君の声聞こえたけど、日高くんといたの？」
「うん、ちょっとお散歩。お話ししてきた。」
千「あら、」
宇「日高くんの方は大丈夫そうだった？」
「そういえば、…私ばかり心配されてたけど、だだちゃんなんも言ってなかった、」
宇「日高くん、Aのだとかっこつけだからなぁ。」
「…、うん、」
あとでちゃんと聞いておこう、と
実彩子ちゃんも洗面所へ。
私の心配ばかりしてくれていたけど、
だっちゃんの怪我もちゃんと無理してないか聞いておけばよかったな、
無理してないといいけど、
ふぅ、と小さくため息をついて、
携帯を見れば、
今日もたくさんの、愛の言葉が綴られていた。
おはよう、と一言綴れば、
人それぞれ、十人十色の
言葉が、愛の言葉をたくさん綴ってくれる。
10年の節目のイベントでもある
富士急のライブも今日で3日目。
これが終わってもたくさんのイベントや
もちろんこの後のツアーも、控えている。
「 幸せなんだ、だから。 」
最高の、一日を届けないといけない。
よし、と頬を叩いて、
昨日までの私は、もういない。
強くなるために、一歩一歩。
→
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ちい - 更新きてくれてありがとうございます！！また読み返して最新話が更新されててとても嬉しくありがたいです！ (2020年6月16日 0時) (
レス) id: 41d72408da (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ちいさん» 遅くなりまして申し訳ありません、コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです＊まだ少し続くと思いますので、お付き合い頂けると嬉しいです！また覗きに来てやってくださいね！ (2020年5月25日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - めちゃめちゃ最高です！！何ていうのだろう、、めちゃめちゃ文書が分かりやすいし胸キュンするし、3150で、4回読み直してます！更新楽しみにしてます！！ (2020年5月21日 15時) (レス) id: 9cfad6f983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2019年9月14日 1時
