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「だっちゃん！！」
日「うわぁ！び、…くりした、」
「…あ、ごめん。」
なかちゃんと、今後の手続きと終わらせたあと、
私は特に大きな外傷もなかったので、
スタッフとの話をしてる最中、
だっちゃんの病室に来た。
驚いて声を上げていただっちゃんの横に、
キムラくんもいたが、キムラくんは何やら誰かと連絡を取っているみたいで、iPadと携帯のにらめっこ。
白いベッドの上に、病院着。
秀太ほどじゃないけど、だっちゃんも肌白かったな、と思いながら、
私は声を抑えてベッドの横に来た。
「…ごめんね、」
日「謝んなよ。無事でよかったじゃん、」
「でも万が一のことがあったらと思うと、今でも怖いよ。」
日「万が一、なんて考えてたらキリないじゃん。」
「…そうだけど、」
日「Aが無事でよかっただけ。それでいいだろ？」
不安だった心が、
だっちゃんの優しい声で、解かれていくのがわかる。
安心感が増してきたからなのだろうか、
もともと緩い涙腺が、さらに緩くなって、
じわじわと目の前を歪ませた。
「よかった、っ…」
日「ん。俺もAも、明日のライブには出れるみたいだし、万が一、なんてこともなかったんだから。」
「ぅ、っだって、だっちゃ、…っひ、」
日「あー、泣くな泣くな。」
ベッド座っていだっちゃんに手を引かれて
ゆっくりと抱き寄せられる。
だっちゃんの様子も、自分の置かれてる状況も、
何もかもが不安になっていたものが、ボロボロと崩れ去り、
それが涙となって溢れ出てきた。
日「よかった、安心したな。」
「してな、っ…まだ、」
日「俺は大丈夫だよ、」
「…っ、う…怪我、」
日「まぁ多少はな。でも、不自由はない。」
「よくなるまでちゃんと私見るから、っ…」
日「はは、大袈裟だな…ほんとに、」
大丈夫だよ、と涙を親指で拭ってくれる。
その手は、綺麗だったはずなのに、
多分落ちた時の外傷だろうか、
手のひらと、手首が赤くなっていた。
「痛い？」
日「まぁね。」
「…やっぱり治るまで私がお世話する。」
日「だから大袈裟だって、どこも折れてないし、外傷だけだから。」
「明日の衣装にもきっと影響するよね、」
日「そんなことより、Aがそんな顔してる方が俺は心が痛いよ。」
→
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ゆう - 読んでてメンバーがこんな事言いそうとか共感して時間忘れて読んじゃいました！ これからも頑張って下さい！ (2020年1月19日 22時) (
レス) id: 740b20218b (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 更新お待ちしておりましたよ！気軽に描いてくださいね (2019年6月2日 22時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ななさん» ありがとうございます(*´∀｀)今後もよろしくお願いします！ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ＥＹさん» いつもありがとうございます(｀▽´)これからもよろしくお願いしますっ＊ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - まやさん» コメントありがとうございます(*´∀｀)更新ゆっくりで申し訳ないです、これからもよろしくお願いします！ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2019年2月18日 19時
