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浦「俺はさ、結構悔しいんだよね。」

「え?」

浦「10年経って、Aの力になれたことあったんだろうかって。Aだけじゃない、他のメンバーもそう、今回のことがあって余計に思った。でも、それって、リーダーだから。って自分で負荷かけてたんだと思う、」

「直也くんは、ちゃんとわたしのことも、みんなのこともちゃんと見守っててくれたよ?」

浦「うん、それはリーダーだからって思ったからなんだよね。でもさ、なんだろ、…リーダーだからって関係ないって思ったんだ。俺がいない時でも、みんながみんなを支えてる。誰かが誰かを支えてる、形は変わってきてても、AAAって言う大きな存在があって、俺らが成り立ってる。それをやっとここで痛感した、」



悔しくて、って言い方じゃあってるかわからないけどね。とちょっとだけ困ったような顔をする直也くん。

いつだって、見守ってくれてたのは、
多分わたしだけじゃない、


誰もが、メンバーも、スタッフも、
気づいてると思うよ。



浦「俺も、もちろん、Aも。もっとたくさん周りに頼るべきだよね、」

「うん、そうだね、それは本当に思ったよ。」

浦「俺らは1人じゃない、どこに行ったって、どこにいたって、なにをしたって、」



" AAAという帰る場所があるからそこにいる。"



浦「やろうか、10周年。」




大きな存在は、AAAというものだけではない。
わたしにとっては、メンバーだれもが、


一つ一つ、大きな存在だ。






* * *



その後、本番までの控え室、
直也くんと話したけど、
他の3人とは話せてなくて、
わたしの顔を見た瞬間に、飛びかかるように
駆け寄ってきてくれたちあちゃんと、
それを追うようにきてくれた秀太と真司郎、



與「なにが大丈夫、や。」

「う、ごめん…」

與「あれだけ昨日話したよな、」

「昨日はその、こんなことなるなんて思ってなかったから、」

與「なんか不安あったんなら話してくれたってよかったやん。」

千「まぁまぁ真ちゃん、Aだってなりたくてなったわけじゃないんだから、あんまり言わないであげてよ。」

「…ごめんなさい、」

秀「真司郎はその場に自分がいれなかったのが嫌なんだろ。」

與「な、ちが、…ちゃうわ!」

千「ふふ、わたしもそれは思うけど。」

秀「違くないだろー?昨日真司郎ずっと、っ」

與「いい!いわんでええねん!」

「ん?なに、」


與「なんでもないわ、…いわんで!」


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ゆう - 読んでてメンバーがこんな事言いそうとか共感して時間忘れて読んじゃいました! これからも頑張って下さい! (2020年1月19日 22時) (レス) id: 740b20218b (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 更新お待ちしておりましたよ!気軽に描いてくださいね (2019年6月2日 22時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ななさん» ありがとうございます(*´∀`)今後もよろしくお願いします! (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - EYさん» いつもありがとうございます(`▽´)これからもよろしくお願いしますっ* (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - まやさん» コメントありがとうございます(*´∀`)更新ゆっくりで申し訳ないです、これからもよろしくお願いします! (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rio | 作成日時:2019年2月18日 19時

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