128 ( side Nishijima. ) ページ40
.
西「おはよー」
浦「おはよ、間に合ったね。」
西「まぁ、うん、…てかあれなに。」
時間ギリギリに楽屋に入ると、
ソファに3人でくっつくように座ってる
Aと日高と秀太。
というか、あれは
Aは両腕で日高と秀太を
捕まえてるようにしか見えない。
浦「いつもの習性(笑)」
西「あー、DVD見てんの？」
浦「そうそう。で、Believeを大いに気に入ってしまったみたいでね」
西「それであの二人か(笑)」
Aのいつもの習性。
メンバーのみんなが知ってる、
DVDが擦り切れるまで見る癖。
いいことだし、俺もコマ送りでMVとか
見たりしてるから気持ちもわかる。
「も〜、本当この曲スタンバイで見れなかったから、最高、」
秀「わかった、わかったから」
日「いつもながらこの光景なれねーなー(笑)」
「はぁ〜AAAってなんでこんなかっこいいんだろう」
秀「この瞬間だけは、こいつ自分がそのメンバーだってことわすれてるだろ」
日「まず俺らの会話聞こえてねえもん(笑)」
後ろから見たら異様な光景だな、と思う。
いつだってAは、AAAのファンであって
メンバーのことが大好きなんだ。
だからこそ、普通な恥ずかしくもなるセリフだって
あたりまえのように出てくる。
俺は荷物を置くと、ソファの近くの椅子に
腰をかけてその光景を見ていた。
「秀太の声っていいなぁ、メンバーにはないよね、こういうの」
秀「そう？」
「雰囲気が好き、本当に2人にあってる」
日「はいはい、ありがとう。」
「…はぁ〜秀太もだっちゃんも本当カッコいい」
2人ともとにかく照れてる様子で
Aが腕を外した瞬間に、
今だ、という顔してソファから逃げ出した。
それを見て俺は、気づいてないだろう
Aの横に座る。
ちょうどdramaが流れ出してる。
「…ライブ中のにっしーのかっこよさ半端ない、」
まさにうっとり。
それが一番当てはまりそうな言葉だ。
西「そーばにーー、」
「 「 いーさせてーーー 」 」
西「…すごい反射神経。」
「…、」
西「なによ。」
「はぁ、ライブ中のにっしーはかっこいいのになぁ」
西「ちょっとちょっと、同一人物よ！？」
はぁー、と大きなため息をつくA。
パタン、とパソコンを閉じると
その上にヘッドホンを置く。
「 まーだみぬー、せーかいへ 」
西「あ、そこさ、…」
結局わかるのは、AがAAAが
好きだってことだ。
そういうとこほ、本当に可愛いと思うけどね。
→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 550人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rio(プロフ) - HWJ98yGIRs5Sragさん» コメントありがとうございます！！にっしーはperfect_というお話で別のお話があるので、よかったらぜひそちらを見てくださると嬉しいです！本当にコメントありがとうございます。 (2018年2月25日 21時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
HWJ98yGIRs5Srag(プロフ) - Nissyバージョンも見たいです。 もし良かったらNissyバージョンも書いてください。 (2018年2月25日 15時) (レス) id: a4a7a47dac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：rio
| 作成日時：2017年11月25日 17時
