125 ページ37
.
「ちあちゃん！これは〜？」
千「あ、可愛い。」
お正月休みも終わって、
仕事が始まったけど、年末の忙しさからしたら
なんとなく平穏な毎日を過ごしてると思う。
そんな中、休みの日を使って
千晃と買い物に来た。
抜群の可愛さ、女の子のプロポーション。
面白くて、気取ってない可愛さは男子を虜にする。
それに憧れる女子も多い、
実際ちあちゃんのファンは、
男性も多いが、女性のファンも多くて、
私の昔からの憧れだ。
昔は頑張ろう頑張ろう、と
メンバーにも強く当たってた私とは違って、
ちあちゃんはいつだって、優しく、
正しく、メンバーを見守って来た。
「はー…楽しいなぁ。」
千「久しぶりじゃない？Aと二人で買い物は」
「たしかに、なかなか忙しかったしね」
千「…ね、それにAは男子メンバーにすぐ取られちゃうし」
「ふは(笑)ちあちゃんは直也くんに取られちゃうじゃん？」
千「飲めるもん〜」
少し外れのカフェに入ると、
奥側の角席に案内される。
私とちあちゃんがよく行くカフェ、
マスターも店員さんもわかってて
この席に通してくれるからありがたい。
「わたし、キャラメルカフェラテ〜」
千「私、カフェモカで、あとパンケーキくださーい」
「あ、わたしも！」
すぐ用意しますね、と店員さんが微笑んで中へと入る。
窓を見れば、快晴そのもの。
買い物日和だなぁ、なんて呟くと
Aは雨でも買い物してそう、なんて言うちあちゃん。
横顔が綺麗で、本当に憧れる。
「ちあちゃんはいいな、本当に綺麗で」
千「なにー？どうしたの、いきなり」
「…ちあちゃんみたいに綺麗だったらさ、…いや実彩子ちゃんも素敵なんだけどね、」
千「宇野ちゃんは、色気担当だね」
「ふふ、そうだね。でもさ、ちあちゃんみたいな女の子って、やっぱり守りたくなるんだろうな」
いいなぁ、と一言。
ちあちゃんは、不思議そうにしてから
出された飲み物に口をつける。
千「Aは魅力的だと思うけどな、」
「ちあちゃんはわたしから見ても素敵だもん。」
千「…A、恋してるんだ？」
「んん？！え、なん、…なんで！」
千「そんな顔してる。最近特にすごく綺麗になったなって、宇野ちゃんとリーダーと話してたんだよ」
ぶわっと顔が赤くなるのがわかる。
そんな話をしてたなんて知らなくて、
そういえばリーダーに色っぽくなったななんて
言われたことあったっけ。
→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 550人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rio(プロフ) - HWJ98yGIRs5Sragさん» コメントありがとうございます！！にっしーはperfect_というお話で別のお話があるので、よかったらぜひそちらを見てくださると嬉しいです！本当にコメントありがとうございます。 (2018年2月25日 21時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
HWJ98yGIRs5Srag(プロフ) - Nissyバージョンも見たいです。 もし良かったらNissyバージョンも書いてください。 (2018年2月25日 15時) (レス) id: a4a7a47dac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：rio
| 作成日時：2017年11月25日 17時
