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秀「したんだ？」
「してないって！」
與「はぁ？したやん、」
「ちょっとホント黙って、してない！」
完全に、した。してない。の防衛戦。
した、なんて言ったら絶対めんどくさいことわかってるのに、真司郎はにやけながら、した。の一点張り。
まぁ、本当はしたんだけど。
「もーこの話は終わり！早くリハいこ、」
西「ごまかしたな？」
「うーるーさーい！」
赤くなる頬を隠すように、飲み物買ってくる！と
楽屋を出て行く。
あれは事故、だからしてないの。と
自分に言い聞かせるように胸の奥にしまう。
與「なー、なんで言わんの」
「っ、…真司郎。」
與「別にええやん、演技の一つやで」
「…言ったら言ったで嫌でしょ、真司郎だって。」
與「俺は別に、」
「いいの。内緒にしておいて、」
與「なんかめんどうなことでもあんの、」
「あるある、特ににっしーと実彩子ちゃん、」
與「……あの過保護の二人。」
「なんか言った？」
なんでもない。と真司郎。
自販機の前でそんなことを話してるのを
この時、聞かれてるなんて
思いもしなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
紅白のリハーサルも順調に進み、
合間に話すのは、NYPの話だ。
「実彩子ちゃん髪型決めた？」
宇「うん、一応、千晃は？」
千「わたしはまだ〜、迷ってる」
女子メンバーは、なるべく髪型が被らないようにするために、話し合って決めることが多い。
雑誌を見ながら、3人でうーんと唸る。
「今年もこのメンバーで年越しかぁ」
千「不満〜？(笑)」
「違うよ！なんか、こういうのいいなぁーって、」
宇「家族より一緒にいるしね」
千「たしかに、もう家族みたいなもんだけどね」
「それはそうだよ〜、たくさんいて嬉しいです(笑)」
年末になるとふと思う、今年あったこと、
変わったこと、なにか成長できたんだろうか、と。
ソロデビューもして、全国ツアーもして、
…気付き始めた気持ちもある。
「家族かぁ、」
西「娘さんをください！！！」
千・宇「絶対いやです。」
「にっしー(笑)」
楽しい毎日、今年もまた一年が終わる。
来年はどんな年になるんだろう、
ずっとこのメンバーと。
→
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rio(プロフ) - HWJ98yGIRs5Sragさん» コメントありがとうございます！！にっしーはperfect_というお話で別のお話があるので、よかったらぜひそちらを見てくださると嬉しいです！本当にコメントありがとうございます。 (2018年2月25日 21時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
HWJ98yGIRs5Srag(プロフ) - Nissyバージョンも見たいです。 もし良かったらNissyバージョンも書いてください。 (2018年2月25日 15時) (レス) id: a4a7a47dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2017年11月25日 17時
