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歌番組収録当日、
デビューを今月末に控えて、
バタバタと日々のソロ活動も忙しくなって来た。
「おはよ、」
西「……はよ」
テンションの低すぎるにっしーと合流。
コーヒーでも買ってから行こうか、と
少し早めに合流して、
にっしーは相変わらず朝の機嫌が良くない。
なんでも、番組の収録が早くて
昨日遅くまで仕事があったにっしーは
あまり寝れてないらしい。
いつも通り好きな、
まぁ有名なコーヒー屋さんに寄って、
私はいつも通りのものを頼み、
にっしーの分のコーヒーを買って外へ出た。
「起きてよ、」
西「…起きてる。」
「ふふ、はい、どーぞ。」
ありがと、と小さく呟くと
タクシーを拾って現場へと向かう。
「おはようございます、よろしくお願いします！」
中に入ると、楽屋へ通されて
なぜだか一緒の楽屋にされてるし
タクシーの中で軽く寝て少し機嫌も直ってるにっしーと一緒に
着替えどーすんの、と笑っていた。
「衣装可愛いー、新しいやつだ」
西「お揃いだね。」
「ねー？たまにはいいね、二人なのも」
西「…なんかさ、最近のA随分と甘くない？どうしたの？」
「はぁ？なにが。普通なんですけど」
西「急に冷たい！」
今回は、二人して別名義の出演。
にっしーは、Nissyで、私はローマ字でりお。
だけど、事務所からの計らいで、
せっかくなら、と衣装を一変してもらって、
お揃いの衣装をもらった。
にっしーは、オフホワイトのスーツに、ボルドーのシャツに黒いネクタイ。
私は、オフホワイトとボルドーチェックのウエスト切り替えのワンピース。腰に黒い大きなリボンが付いている。
西「いいねぇ、可愛い。」
「にっしーもかっこいいよ、…衣装が。」
西「衣装！衣装ね！」
「うそうそ、にっしーもね」
にっしーの歌ってるところが今でも大好きだ。
バラードを歌う高めのトーンの声、
力強く歌うしゃがれた歌い方、
伸びのいい声、歌っている時の表情、
見せ方一つ一つが魅力で、
歌ってる姿は、誰よりかっこよかった。
いつのまにか、わたしは
にっしーが歌う所を何回でも繰り返して
見る癖ができたくらいだ。
ハモリの調整もあるからだけど、
にっしーの歌ってる姿が単純に好きなんだ。
「…頑張ろう。」
西「俺もいるよ、大丈夫。」
「うん、みんなもいる。」
ハイタッチして、いつものような掛け声。
見返してやろう、その言葉を忘れない、
→
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rio(プロフ) - HWJ98yGIRs5Sragさん» コメントありがとうございます！！にっしーはperfect_というお話で別のお話があるので、よかったらぜひそちらを見てくださると嬉しいです！本当にコメントありがとうございます。 (2018年2月25日 21時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
HWJ98yGIRs5Srag(プロフ) - Nissyバージョンも見たいです。 もし良かったらNissyバージョンも書いてください。 (2018年2月25日 15時) (レス) id: a4a7a47dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2017年11月25日 17時
