106 ( Past story. ) ページ17
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浦「にっしーにも話しは聞いた、とりあえずメンバーだけで話そう、いいね。」
一回、メンバーだけでちゃんと話そう。
収録は別日になった。
みんな楽屋で、ソファに座って向かい合わせのまま話し始めた。
浦「とりあえず、A。…なんか言いたいことは。」
「ないよ、もう。全部言った。」
浦「にっしーは？」
西「…、俺は」
顔を上げた西島くんの目が赤かった。
私の方をチラッと見るとまた目を伏せる、
「いいなよ、なに。」
與「A、言い方。」
「…っ、ごめん、」
西「…俺は、Aの声が好きなんだ。」
「は、…」
想像してたことと全く違う言葉が西島くんから出てきて、私は声をもらした。
声が、すき？
なにを言ってるんだ？
浦「いいよ、続けて。」
西「俺に合わせてくれる声も綺麗だと思うけど、…たまにリハで一人で歌ってる時の声、俺に合わせてくれる前の本当の声、俺はそっちの声が好きなんだ、でも、いいものを作るためだから、って事務所から言われてて、仕方なく、言葉を殺してきた、」
宇「…私も、本当はもっとAと向き合って踊りたい、私なんか引き立てなくていい、いつも背中合わせに踊らされてるけど、…前向いて、私だってAと向き合って踊りたい、千晃が羨ましいの。」
「…、そんなこと思って、ないじゃん、やめてよ」
西「思ってる。いつだって、Aは、ううん、與や、秀太、日高に、千晃、…合わせてくれようとしてるけど、…俺は、そんなことしなくたって、絶対いいグループになると思ってる、」
浦「うん、そうだね。」
「うそだよ、…」
宇「ねえ、A。私たちにだって言いたいことはあるの、だから、私達の声も聞いて、…私はこのメンバーだからこそ言いたいの。みんなで、やりたい。」
「…だって、なにも言わなかったじゃん」
浦「…みんな、必死だったんだよ、答えがわからなくて、でも、俺もこれだけわかる。」
「…なに、」
浦「AがAAAにいらないなんて、誰一人思ってない。必要だからこそ、こうやって話して、なんとかしたいと思う。」
西「ぶつかって、意見が出るなら、俺それでいいって言ったの、リーダーに。だから、こうなってる、Aだってわかってくれると思ったから。」
「西島、くん、…」
西「もっといいグループにするには、メンバーが分裂してたら始まらない。スタッフにも、事務所にも、全員で向かっていけるチームにしたい、」
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rio(プロフ) - HWJ98yGIRs5Sragさん» コメントありがとうございます！！にっしーはperfect_というお話で別のお話があるので、よかったらぜひそちらを見てくださると嬉しいです！本当にコメントありがとうございます。 (2018年2月25日 21時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
HWJ98yGIRs5Srag(プロフ) - Nissyバージョンも見たいです。 もし良かったらNissyバージョンも書いてください。 (2018年2月25日 15時) (レス) id: a4a7a47dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2017年11月25日 17時
