r a i n b o w _ ＋ 5

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そこから少し懐かしいナンバー、
ここ最近のツアーではあまりやらないナンバーを流しつつ、
ファンの子の反応がもちろん気になるのはこのあたり。


あぁ、喜んでくれてる子がいる、
まだ知らないのかな、
泣いてる子もいる、


いろんな反応をしてくれてる子がいて、
これからもっとたくさん知ってくれればいいな、とか、
懐かしいナンバーもたまにはしなきゃな、なんて

そんなことを思いながら曲は続いていく。




そして終盤、

いつもリハーサルの時は長い時間をかけてやってるのに、
本番は一気に駆け巡るからなのか、
あっという間に感じてしまうのがライブというもので。






アンコール前、
ステージ下でゆっくりと息を吐く。





浦「 最後だね。」

「うん、」



直也くんが背中に手を当ててくれる。
大きくて、暖かいこの手に、
私ははいつだって救われてきた、

私だけじゃない、
メンバーの誰もがきっと、

直也くんが、リーダーでよかったときっと思ってるから。




浦「 大丈夫、ここは通過点。俺たちはまだまだ続いてく、ここが終わりじゃないから。」






大きな背中が、私の前に。




浦 「いこう。みんなが呼んでる、」







大好きな、大切なみんなの元へ。






浦「 アンコールどうもありがとう〜！！」






アンコール、トロッコ演出ばこれで最後だ。
最後のトロッコは私は秀太とにっしーと。





日「 今をたのしーむきみーから〜 目が離せない〜 」





だっちゃんが、千晃に迫って歌ってる姿は
今日一と言える歓声。

それに笑ってる秀太とにっしーが、
真似して近寄ってくるけど、



「 いやぁ〜！！ 」




全然ドキドキしません〜！なんて言ったら
ブーイングしながらも笑ってくれてる姿。



やっぱりアンコールって大好き。





それから、デビュー曲を歌って、
最高に盛り上がる中、時間に限りも、曲が終わりにも近づいてくる。



あぁ、この楽しかった時間は、
もう終わりに近づいくるんだなと胸が締め付けられる。




浦「 これで、最後の曲になります。」





" 虹 "





8人で歩んでこれた、
それを感謝して、


間違えたこともあった、つまづいた、
それでも、このメンバーと、



ここまでこれた事が、きっと、
私たちの強さや、絆になってることは確かだから。





「 七色の光集めた虹 ！ 」




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