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つまるところ、強制保護という名の
充電、というところか、


西島が一番最初に来てたことに驚いたのは宇野だったらしくて、
それをあいつに伝えたらしい。



宇「わかりやすいくらい突っ伏して、寝てたからさ、いたたまれなくて。」

秀「ふぅん。」

千「...あーいう時のにっしーって、頑固だからね、私たちが手を出すよりいいかなって。...甘えることも大切だからね。秀ちゃんも、」

秀「ん?なにが、」



ふふ、と笑って近寄ってくる千晃と距離を取ると、さらに体を寄せてくる。


千「私たちとか、友達には出来なくても、...甘えるって、嬉しい事だよ?」

秀「おま、え...に関係なか、」

千「あはは、方言出てる〜」



さては図星だな、なんて子供っぽく笑ってる千晃は、本当に察しがいい。


とはいいつつも、甘えることなんて分からないし、それが俺の中でご法度と言い聞かせてきたものだから。




それでも、なんでもない。と言った時のAちゃんの顔は、
なんだか少し寂しそうで、





千「甘えることに初心者な秀ちゃんに、いいこと教えてあげる。」

秀「だから俺はなにも、」

千「まぁまぁ聞いてよ。…話すことって、大切なのよ、甘えなんて、ボディーランゲージじゃなくたって、そういう事でも甘えられるんだよ、…頼るってそういう事じゃない?」



言葉にする事はあまり得意じゃなかった。
それなら押し殺してしまおうと思ったことも今まであって、
それと相まって、今までの彼女にだってできたことはなかったから。


そうは言っても、今までやって来なかったことをしよう、なんて、すぐにできたもんじゃない。



千「些細なことでいいと思うよ、なにがあった。とか、これが今できない、とか、…秀ちゃんなりでいいと思う。」

秀「…うん、」

千「わかって、聞いてくれる人でしょ?きっと、その人。」

秀「…多分、そうだと思う。」

千「なら、それも彼女にできることじゃない。ね?」


わざとらしいウインクなんてしちゃって、
恋っていいよね、なんて言いながら作業を始めていた宇野の隣に座る千晃。


甘えることも、彼女にできること、か。



俺らしくていいのなら、
無理にすることもないんだろうけど
それで、彼女との距離も、近づけるのであれば、





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rio(プロフ) - smileharu1130さん» コメントありがとうございます!ここだと色んな秀太くんを書かせていただけるので、とても楽しいです!今後もぜひお楽しみしててください*また覗きにいらしてくださいね! (2019年3月25日 0時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
smileharu1130(プロフ) - ふてくされる秀ちゃんもデレる秀ちゃんも可愛いすぎます… (2019年3月24日 12時) (レス) id: a6a6da5361 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - なさん» 遅くなり、大変申し訳ございません!ありがとうございます、ここの2人はThe純愛で進んでいきます〜!! (2019年3月5日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - 萌奈さん» ありがとうございます!ゆっくり更新しますね〜!楽しみにしておいていただけると嬉しいです! (2019年3月5日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
萌奈(プロフ) - 楽しみにしてます! (2019年3月5日 22時) (レス) id: 498687d901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rio | 作成日時:2018年10月22日 1時

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