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熱に浮かされるっていうのは
こういう事なんだと思う。
この状況で、冷静な判断なんて出来るわけなく、
間違った判断は、してはいけない。
「 気の迷いは良くないよ、日高くん。」
一瞬の判断だけで、
掴んではいけないものもたくさんある。
後悔は先に立たない、
その言葉通りだ。
日「全然意味わからない。」
「私だってわからないよ。ここにはいるし、どこも行きません。」
日「そう言う意味で言ったんじゃないけど、」
「そうなの？」
日「…もういいわ。」
「全然意味わかりませーん。」
わからないわけない、
そう言う意味で言ったわけでもないことくらい。
それでも、一瞬の判断で、
日高くんの気持ちを、間違えた方向に向けてしまうのは良くない。
悔しい、
「 どんなに足掻いたって、本当の気持ちは向かない。」
どんなに欲しくたって、
どんなに言葉を並べたって、
どんなに、君を好きでいたって、
本当の気持ちは私には向かない。
キッチンに一人、
言葉を残す。
呟くように投げ捨てた、想いも一つ。
＊ ＊ ＊
そのあと、飲んだ薬のおかげか
ちゃんと眠気も来てくれたであろう日高くんは、
眠たそうにするから、寝室へと促すと
足取り重たそうにベッドへと向かった。
時間も時間だし、
様子見て帰ろうと思っただけだったのに、
どうしても帰らないでほしい、と念押しされて
押し付けられた部屋着。
「いやぁ、全然意味わからないはこっちよなぁ。」
一人暮らしにはもったいないくらい綺麗で広いお風呂。
いろんな意味で全然意味わからない、この状況。
ぼーっと、この状況を考えても
本当に笑ってしまうくらいわからないと思う。
でも考えれば、
ここが私ではなかった可能性もあるってことだよなぁ。
そう思うと、胸が締め付けられる。
「結局仲良い友達、ってことなんだろうな、」
じゃなかったら、
意識もしてない女の子を、流石に日高くんも止めたりしないだろうし。
友達だから、という事。
そう言う事。
それだけなんだ、
お風呂場から上がって、
押し付けられた部屋着に腕を通すと、
なんだか複雑な気持ちになる。
「ていうか、でかいな…」
両手広げれば、
目の当たりになる体格差に少しだけドキッとした。
→
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rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます(*`∀´*)だいぶ進んできました〜！これからも楽しみにしていただけると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2019年1月3日 1時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - きましたね〜楽しみです！ (2019年1月3日 1時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます！ありがとうございます〜！まだまだお話は続きますので、これからもよろしくお願いします(*`∀´*) (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます！遅くなってしまってすみません(´._.`)他メンはまだ出るつもりですが、後輩くんはこちらのお話には出てくる予定は今のところはありません、ですが別のお話には出てきてますのでよかったら見てくださいね＊ (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 黄色さんのキュンキュン大好きです！待ってます！ (2018年12月11日 0時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年9月7日 20時
