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日「 そいつの前では、俺の知らないお前でいるわけ？ 」
日高くんの口から出た言葉は、
お酒に呑まれてる状況での私では
あまりにに理解に苦しむ言葉だった。
足が止まって、掴まれていた腕を引かれた瞬間だった、
履いてたヒールが小さな段差に引っかかってつまづくと、靴が脱げる。
ふと、少し冷静になる頭の中。
「…靴脱げた、」
日「っ、めんどくせ、」
「え、？」
軽く舌打ちが聞こえると、ふわりと浮く身体に
揺れる目線。
( え、持ち上げられた？ )
自分の目線よりはるかに高くなる目線と、
足がつかないその感覚に、
あ、抱き上げられたと理解して、
俗に言うお姫様抱っこ。なんて可愛いもんじゃない、
前から抱き上げられると靴を拾ってあと少しだった休憩室まで歩き出される。
「危ないって降ろして、」
日「お前が暴れなきゃいんだよ。」
「…重くない？」
日「別に、普通。」
「あっそ、」
アルコールに蝕まれている頭は
いつも起こらないようなことでも
容易に受け止めてしまうのがよくない、
ガタン、と音がすると
さっきは荒く持ち上げたくせに
ゆっくりと身体がベッドに降ろされる。
いったん離れて内鍵をかけると、
ギシ、と音を立てて日高くんがベッドに腰をかける。
「ありがとうー、」
日「はいはい。つうか足、大丈夫？」
「え？あー、うん平気。」
日「飲んでて痛みとかわかんねぇかもしれねぇだけだから、明日痛かったら病院行けよ」
「ん。」
さっきつまづいた時に捻ったことも気づいてる。
どうもそういうことに関しては、誤魔化せないらしい。
フロアとは違い、
少しひんやりとした部屋の温度に
頭の中も澄んできて、
アルコールが回っていた体も落ち着いてきた、
ベッドに寝転んだまま、
さっき日高くんが口にした言葉がループして、
違う意味で、胸がドキドキしていた。
日「なぁ、」
「んー？」
声をかけられて、
思わず振り向くと、
自分の身体に、影が落ちる、
日「お前俺に対して、ちょっと無防備すぎない？」
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rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます(*`∀´*)だいぶ進んできました〜！これからも楽しみにしていただけると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2019年1月3日 1時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - きましたね〜楽しみです！ (2019年1月3日 1時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます！ありがとうございます〜！まだまだお話は続きますので、これからもよろしくお願いします(*`∀´*) (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます！遅くなってしまってすみません(´._.`)他メンはまだ出るつもりですが、後輩くんはこちらのお話には出てくる予定は今のところはありません、ですが別のお話には出てきてますのでよかったら見てくださいね＊ (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 黄色さんのキュンキュン大好きです！待ってます！ (2018年12月11日 0時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年9月7日 20時
