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本日二回目のオートロック解除。
エレベーターの中で、ちょっとだけ冷静になる。
家族でもなければ彼氏でもない、
お店によく来てくれる人ってだけなのに、
なんでこんなこと迄してるんだろう。
ましてや相手は自分の想い人。
ふと冷静になると、出てくるのはため息ひとつ。
そんなことを考えてるうちに、
エレベーターは日高くんの部屋がある階へ。
とりあえず考えることはあとだ。
今はただ、頼ってくれたことが嬉しいから、
それだけを考えることにしよう。
そう思ってインターホンのボタンを押した。
＊ ＊ ＊
「体調どう？」
日「あんまり変わらない、」
「そっか。…てか、ごめんね起こしちゃって」
日「平気ー、」
インターホンを鳴らしたら、マスクをした日高くんが出てきた。
ふと気づいたが時間も時間だ、
流石に寝てるだろう、と思ったらいつもここまで寝ることはないからなかなか寝付けなかったらしく、
うとうととしてた時にわたしがきてしまったらしい。
寝室を見れば、あまり減ってない飲み物。
薬を飲んで寝ると言っても、水分を取らないと
汗もかかないし、熱も下がらない。
日「なにそれ。」
「ん？あ、これ、お父さんが作ってくれたから、…風邪ん時いいの。飲んで、」
風邪の時、と聞いた瞬間に顔をしかめる日高くん。
彼の考えてることは手に取るようにわかった。
「レモンは入ってないから大丈夫だよ、ちゃんと甘いものです。」
日「まじで、飲む」
「嫌いなの知ってたし、寝室行ってて持ってくから。カップ借りるよー、」
キッチンに向かうと、寝室に行ってて。と行ったのに後をついてくる日高くん。
「なんでくんの、向こう行ってて。」
日「すぐだろ？いい。」
「よくないでしょ、」
日「ううん、大丈夫。」
虚ろな目、体調が良くないことが本当にわかるのに。
日高くんはタンブラーからカップに注いだるのをただ眺めてる。
たいした時間でもないのに、
長い両腕の袖を擦り合わせて、
カップに紅茶を入れた私と、ゆっくりと目が合わさっていく。
日「風邪引いてる時ってさ、なんか人恋しいよな、」
→
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rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます(*`∀´*)だいぶ進んできました〜！これからも楽しみにしていただけると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2019年1月3日 1時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - きましたね〜楽しみです！ (2019年1月3日 1時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます！ありがとうございます〜！まだまだお話は続きますので、これからもよろしくお願いします(*`∀´*) (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます！遅くなってしまってすみません(´._.`)他メンはまだ出るつもりですが、後輩くんはこちらのお話には出てくる予定は今のところはありません、ですが別のお話には出てきてますのでよかったら見てくださいね＊ (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 黄色さんのキュンキュン大好きです！待ってます！ (2018年12月11日 0時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年9月7日 20時
