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家を出るまでに何通か来てた通知は、
来るたびにトーク欄を消して、
家を出る前にそっと通知をオフにする。
勘のいい西島くんのことだから、
たくさんの通知に気づいてしまうかもしれない、
今は、今だけはどうしても心配なんかかけられなくて、
玄関で靴を履きながら息を整える。
切り替えなきゃ、
今日は大切な日なんだから。
そう思って玄関の鍵を閉めた、
そのままエレベーターに乗って上の階へ。
あまり朝の強くない西島くんを迎えに行くためだ。
ピンポンと、2回ほどベルを鳴らすと
少ししてから鍵を開ける音がする。
けど、扉は開かなくて、
ゆっくりと扉を開けて中を覗く。
「西島くーん、…起きた？」
玄関に入り、そう小さく声をかければ、
寝起きのままの髪を整えてない西島くんが、
洗面所から顔をのぞかせて目を擦ってる。
「おはよ、起きた？」
西「うん、おきた、まだ平気？」
「うん、30分後には出なきゃだけど、大丈夫そう？」
西「よゆう、…顔洗ってくる、」
眠そうな顔に少しだけ微笑ましくなって、
リビングまで足を伸ばせば、
開いたままのノートパソコンとiPad、
たくさんの充電器やらのコードがリビングの机を囲んでで、
ふと寝室に顔を向ければ、
寝た形成のない綺麗なベッドに思わず顔が引きつる。
洗面所で身支度を整えてるであろう西島くんの元へ。
「西島くん昨日寝た？」
西「へ？ね、寝たけど、」
「どこで？」
西「……ベッド。」
「ベッドすごい綺麗だけど？起きてから整えたの？」
真新しいタオルで顔を吹いてる西島くんにそういうと
タオルで顔を隠す。
西島くんの悪い癖。
前日まで詰めてしまうのは、スタッフになってからだけど、気づいたことだ。
西「本当はソファで寝落ちてた、」
「だろうね、今日本番だよ？それで身体でも壊したらどうするの。」
西「うん、」
「詰めるのはいいことだし、西島くんのいいところだけど、休める時は休んでよ？」
西「…気をつける。」
「前までは良かったかもしれないけど、私が近くにいる限りはそんな無茶させないからね。」
西「…、」
ぶ、と下唇を出してなんだかふてくされてるように見えるけど、
本当に反省してるだろうから、
「西島くんの事思って言ってるんだからね？」
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rio(プロフ) - Takatakaさん» コメントありがとうございます！更新、なかなか出来ず申し訳ありません。もう一つの方のお話の目処がつき次第、新しい枠にて更新させていただきますので、ドキわくしながら待っていてくださると嬉しいです。ありがとうございます(* 'ω')ﾉ (2019年5月13日 0時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - はじめまして、perfect続きがとても気になります、更新楽しみにお待ちしてますし (2019年5月10日 20時) (レス) id: e0f897fd84 (このIDを非表示/違反報告)
shuchia。 - はい、その内twitterの方にも顔を出させて頂こうと思っています!angel_凄く設定が好きです…!!笑これからも頑張って下さい、応援しています。 (2018年12月6日 18時) (レス) id: 8e21e369d0 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - shuchia。さん» コメントありがとうございます。遅くなり申し訳ございません。桃推しなのですね、とても嬉しいです＊桃主体のお話読んでくださったみたいで、ありがとうございます！ぜひtwitterのほうにもお越しいただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2018年12月1日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
shuchia。 - 初めまして。いつかコメントさせて頂こうと思っていましたが、勇気が出ず…えっと、rainbow.rainbow+.angel.短編集も読ませて頂いています。桃推しの私でもrainbowや、この小説、愛してます!応援してるので頑張って下さい。 (2018年11月26日 23時) (レス) id: 8e21e369d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年7月30日 22時
