27 ページ31
.
與「なんで俺が、」
「あはは…、ごめんって」
真司郎の部屋に泊まって、朝早めに起きてから2人で少しだけゆっくりしてた。
バレる前に自分の部屋に戻ろうと
また後でね、と部屋を出たら、実彩子ちゃんと鉢合わせ。
宇「あら〜おはよう。」
「お、おはようごさ、います…」
與「うわ…」
宇「…何2人して、……、A、目腫れてる?」
「え!いや、その、」
宇「…真司郎?」
にっこりと笑ったまま私は実彩子ちゃんに腕を引かれて、抱き寄せられる。
その後実彩子ちゃ我がどんな顔をしてたかわからないけど、真司郎はなんだかこってり怒られてて。
一応そうじゃない、と誤解は解いたんだけど、
なんというか、私と真司郎が付き合うようになってから、実彩子ちゃんの過保護感は増した気がする。
それから、昨日の企画優勝の緑チーム以外の6人は朝ごはんを買いに外へ出て、
みんなで、外で朝ごはんを買って食べて、
ホテルのめちゃくちゃ豪華な朝ごはんでなくても、
楽しく過ごしていた。
今日の撮影は、メインとして女子男子が別れた撮影だ。
女子チームは、買い物してる所をメインに撮るらしい。
なので、軽く準備をするために一旦ホテルに帰ってきてた。
「あんまり気にしないで、実彩子ちゃんも本気じゃないって」
與「あの顔は本気やったし」
「…、まぁ今日は撮影別だからさ、こっちでなんとかするから。そっちも頑張ってきてよ、」
與「ん。写真撮ったら送ってや。」
「うん、真司郎もね。楽しみにしてる、」
部屋に帰るふりして、真司郎の部屋に寄ってから
実彩子ちゃんに怒られた真司郎を慰める。
じゃあまた夜にね、と部屋を出て
私は部屋に向かった。
* * *
『七瀬さん、目線こっちでー、』
撮影が恥って、最初はショッピング街での撮影。
みんなして衣装に着替えると、テンションももちろん上がる。
その後のショップに入っての撮影なのだが、
自然に買い物風景を撮りたいとのことで、
目線はたまに言われた時だけ向けるだけの、
本当に自然な姿の撮影だった。
「あ、可愛い。」
千「ほんとだ〜、ねぇせっかくだし、3人でお揃い買おうよ」
宇「ほしい!えー、なにがいい?」
「どうしよー、迷う…」
結局は私たちもそこらの女子と変わらない、
撮影。ということを忘れそうになるくらい
買い物に夢中になってしまって、
ちょっとカメラ気にしてくださいー!と
笑いながらスタッフに怒られてしまった。
→
714人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - AAAみさちぁと秀太くん寄りのオールです最高です (2018年12月18日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - rioさん» もちろんです!! (2018年2月18日 16時) (レス) id: a99bbcf5d8 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます!まだ6面さまは勉強の身なので、ドキドキしながら書いております*何かありましたら色々教えていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします* (2018年2月18日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - もえさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると書いてる方も幸せいっぱいです。また覗きに来てやってください! (2018年2月18日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに - わー!はやちゃんならほんとにやりそう…笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: f52e989049 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:rio | 作成日時:2018年1月22日 22時