15 ページ19
.
「わーい、これにしよ。」
店員さんが決めてくれたのは、ピンク色に白の花が書かれてる水着。
実彩子ちゃんに言われた通り、パーカーとパンツも選んでもらって、
それと同時に口論してた2人に似合いそうなのも選んでもらった。
わたしが選んでる最中に、スタッフから
もう七瀬さん選んでますよ。と言われたのか、
今は会計してる後ろに立っている。
日「ちぇ、秀太が電話して来なければ。」
與「納得いかんー、」
「時間くった。2人のも選んだんだから、感謝してよね!」
選んだのAじゃないじゃん、というだっちゃんの言葉は無視して、お店の外に出るとスタッフさんから渡される新しい紙。
「撮影場所だ!」
日「…これ島?だよな、…渡れる方法は?船?」
與「え、そしたら時間あるんちゃう?」
マニャガハ島、天国と言われるサイパンでは有名な島だ。
実彩子ちゃんとちあちゃんとここにくる前にちょっとだけ見たやつだ、と思い返す。
「時間、しら、…どう、どうやって調べ、」
日「聞こう、聞こう、真司郎。」
與「またぁ?」
「ごーごー!」
買ったのもは、さりげなくだっちゃんが持ってくれて。
そのまま真司郎の背中を押しながら渡れる方法を探す、聞き込み開始だ。
* * *
日「あーー、これ?」
「わー!すごい!」
フェリー乗り場に着くと、
チケットを買ってから船に乗る。
酔いそう、とテンション低めな真司郎は中に入って
わたしとだっちゃんは動き出したフェリーに心を踊らされていた。
エメラルドグリーンの海にテンションは上がる。
「ちょー綺麗!」
日「日本ではなかなかないもんなー」
だっちゃんは隣で写真撮ってる。
おいで、と手招きされて肩に手を回されるとシャッターを切る音がする。
「はぁー、帰りたくない、」
日「まだきたばっかじゃん(笑)」
「夜海とか行けないかな?」
日「さぁ?野犬出るとか言ってなかった?」
「え、海辺も出るの?」
そんなこんなで海を眺めてるだけも時間も経っていく、
それだけでも幸せだし、なによりこの眺めに時間も忘れられるくらいだ。
日「そろそろ着くぞー!」
「…ねぇ真司郎大丈夫?(笑)」
日「やっべ、様子見に行こう。」
→
ーーーーーーーーーーーーーー
マニャガハ島へのフェリーの時間は
都合上無視してください。
本来は、昼過ぎのしかありませんー!
714人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - AAAみさちぁと秀太くん寄りのオールです最高です (2018年12月18日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - rioさん» もちろんです!! (2018年2月18日 16時) (レス) id: a99bbcf5d8 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます!まだ6面さまは勉強の身なので、ドキドキしながら書いております*何かありましたら色々教えていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします* (2018年2月18日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - もえさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると書いてる方も幸せいっぱいです。また覗きに来てやってください! (2018年2月18日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに - わー!はやちゃんならほんとにやりそう…笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: f52e989049 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:rio | 作成日時:2018年1月22日 22時