1話 審神者 ページ2
｢え、えっと審神者……ですか？｣
家の玄関先。扉を開けたら何やらスーツ姿の男性が2人。
男A｢貴方には審神者の素質があります｣
男B｢刀の付喪神と共に歴史改変主義者を阻止してください｣
｢ハァ？日本語でどうぞ｣
問い詰めて聞けば、その歴史を変えようとする奴を刀の付喪神に倒させて上手くいけば給料が貰えるらしい。
それで私はその付喪神を呼び出す素質があり、なんと自分の城(本丸のこと)まで貰えるらしい。
詳しいことは忘れてしまったが、なんかおこづかい稼ぎにはいいかな〜なんて思ってやすやすと男たちについて行ってしまった。
〜
｢え、家に帰れないの！？｣
自分の城とやらの前に案内され、お供の狐のような姿をしたこんのすけに聞く。
こん｢そうでございます。審神者様の家族の方々には政府から話を致しました故、思う存分審神者業に専念できますよ！｣
｢専念できますよ！じゃねぇよこのキツネえええ！！｣
こんのすけのしっぽを掴んでひたすら振り回す。
こん｢わあああおやめください！おやめください！口からなんか出る！！！｣
｢住み込みなんて聞いてないんだけど！友達は？家族とも一生会えないの！！？？｣
こん｢お仕事が上手くいけば現世に一時帰省もできます！！できますから離して！！！｣
それを聞いた私は、そっと手を離す。こんのすけが床に落ちた。
｢つまり、家族や友達に会うには審神者のお仕事を頑張るしかないと…？｣
こん｢そ、その通りです…！さあ！こちらに！
あと、この建物のことは本丸とお呼びください！｣
よろよろと歩くこんのすけについて行って、本丸の中に入った。
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凪(プロフ) - 無用組の小説やっと見つけた……!!（感涙） 本当に数が少ないのでかなり探しました！更新頑張って下さい、期待してます！ (2016年9月3日 20時) (
レス) id: b38cd18af8 (このIDを非表示/違反報告)
ハゲゴリラ(プロフ) - わぁぁあ！なんと面白いことか！これからもがんばってください！ (2015年8月15日 14時) (レス) id: 295247e76f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：成瀬 | 作成日時：2015年5月5日 13時
