＃06 ページ8
〜回想〜
昨夜、飲み過ぎたAは手越、増田にめちゃくちゃ絡みまくっていた
「女優はさ！ロボットじゃなんだよ？ただ書かれてるセリフ言うだけなら誰でもできるつーの！！！！！ そこに感情を込めて1つ1つのセリフに背景にこんなことがあるのかな？って思わせるのが役者としてのプロとしての在り方なのに！！！！なんなの！」
手「まぁまぁ、落ち着けよ」
「落ち着いていられるか！！あの監督！！ベタベタ人のこと触りやがって！セクハラだよ！！調子のんな！くそ！！」
増「おいおい、口悪いぞ 飲み過ぎだ」
Aが握ってるグラスを取り上げる
手「Aーそろそろ帰ろー？明日も撮影有るんでしょ？」
「やだぁーーまだのむぅーーー！」
増「ほらいい加減帰るぞー？」
グダグダ帰りたがらない
酔っぱらってるAを2人で抱え外でタクシーを捕まえる
手「じゃ、まっすー！お疲れ！A、俺ん家の方面だからこのまま乗せてくわ！」
増「おう！お疲れ！【ギュッ】 Aどしたどした？」
タクシー乗せる瞬間Aは増田に抱き着き離れない
「やだぁぁぁ！！テゴじゃなくてまっすーと帰るぅー」
手「はぁ？お前の家と真逆だぞ！何言ってんだ！」
やだやだと言って言うことを聞かないAに呆れ果てた手越は
手「めんどくさいなぁー。じゃいいよ、まっすーと帰んなよ あとよろしく！まっすー！」
そう言いそそくさとタクシー乗り帰ってしまった
増「えぇーどうすんのこれ……」
いまだに増田から抱き着いて離れないAとそのままにタクシーに乗りこむ
増「A？A？家どこ？住所言って？」
「…………」
増「え？寝てんの？ 嘘だろ…家知らないんだけど あ、手越に電話！」
そう思い電話するが……
増「出ない……どーしよ…仕方ない俺ん家まで帰るしかないか」
増田宅、到着するも起きる気配なし
Aをおんぶして部屋まで向かう
部屋に着いてとりあえずソファーに横にならせて
自分の寝間着に着替えて戻ったらAが起きだし
増田にぶつかりトイレに間に合わずその場で吐いてしまう
増「まじかよ…とりあえずAの服と俺の寝間着を洗濯しなきゃ」
そう言いながらAをトイレに連れていく
ある程度、吐いて楽になったAの着替えをさせようと声をかける
増「A？濡れてて気持ち悪いでしょ？着替えよ？」
「んーー服いらないｯ！」
と言いその場で脱ぎだした
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作者名：むん | 作成日時：2018年9月27日 22時
