また君に恋するんだろう (ページ11)

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まっすーを乗せたタクシーを見送り部屋に入る
なんだかここ2日間が凄く疲れちゃったな…
色んな事がありすぎて頭の中がパンクしそう

「本当に凄く疲れた」
そう呟きながらベッドにダイブする

あー着替えなきゃいけないしメイクも落とさなきゃシャワーも浴びたい…
でも今は眠いから無理だぁー

そう思いながらAはそのまま夢の中に入っていった

ふっと目が覚めた時には目覚めるのには遅すぎる時間であった

「やっば！！！！寝坊した！」

Prrr Prrr
着信：さっちゃん

「はい！姫宮です！」

ﾏﾈ『おい！お前、今何時だと思ってるんだよ！もう下に居るから早く降りてこい！』

マネージャーの佐渡の怒ってる声に余計に焦りを感じ、急いで支度をし部屋を出ていくA

「さっちゃんごめん！！！」

ﾏﾈ「お前な～電話しても出ないから焦ったわ」
深いため息をつく

「…ごめんなさい。」

ﾏﾈ「なに？また手越くんと飲んでたのか？」
少し怒りを見せながら訊ねる

「…いや、あ、はい。でも早く帰ったんだけどね？」

ﾏﾈ「もう当分、飲みに行くの禁止だな。そんな仕事に支障でるなら」

「う…気を付けまーす。」

「本当に反省してんのか！？」なんて声を聞きながら窓の外を眺める

ここ最近の私どうしちゃったんだろ…仕事が大事だからこんな迷惑かける事なんて今まで一度もなかったのに
おかしい…まっすーに告白されたから？今まで友達と思ってた人が急に男に見えたから？

そんな事を考えてたら眠気が襲ってきた
最近、寝ても寝ても寝足りない

気付いたら眠っていた所を佐渡の声で起こされる

ﾏﾈ「おーい、A？着いたぞー」

「…んー、はぁ～い。ありがとう～」

ﾏﾈ「…最近疲れてんの？大丈夫か？」

「大丈夫だよ！良く寝る子は育つって言うじゃん！」
心配させまいと明るく振る舞う

そんな他愛ない話をしながら現場に入る

ピコンｯ！
テゴ今日寝坊したらしいじゃんw

テゴからきたLINEを見てビックリした

Aえ?なんで知ってんの?

返信をしたら突如、後ろから声をかけられた

手「さっきAのマネージャーがスタッフに必死に誤ってたぞ(笑)」

「うわっ！びっくりした！…ってマジ？あちゃーやばいなー」

手「なに？昨日まっすーと朝まで居たの？」
ニヤニヤしながら聞いてくる

「違います～帰って速攻寝たよ！」

手「ふ～ん、でも珍しいねAが寝坊なんて普段そんな事しないのに」
テゴが不思議そうに見てくる