第3話 ページ3
昼休みである。
お昼はAと舞香は学食ではなくお弁当。
2人で一緒に食べるのが日課だ。
くだらない話をしながらお弁当を食べる。
舞「Aってさ、そもそもなんでいじめられてんの??」
A「実はわからない。でも、あいつらいっつも私のことキモい言ってくるんだよ。何がキモいんだろ??」
舞「んーーー…どこだろうねwAは全然キモくないよ??
むしろ、3人組の愛海のほうがキモいってwww」
A「舞香って割と毒舌だよねw」
舞「うん」
舞香と他愛のないおしゃべりをし、3人組の攻撃をかわしつつ放課後になる。
Aは帰宅部。速家に帰ってネットに浸る。
制服を脱ぎ、部屋着に着替えてPCを立ち上げる。
A「織田作…ウソだろ…しんどい…」
このシーンは何度も見た。だが、何度見てもしんどいものはしんどいのだ。
そんな感傷に浸っているところ、スマホに一件の通知が。
A「??」
どうやらLINEグループトークらしい。
3年2組(全員)のグループラインには
【速報】3年2組 伊川Aはヲタク。
と書き込んであった。
Aの思考が停止したかは定かではない。
ただ、そこに書き込まれている一行にただただ絶望を感じるだけだった。
なぜなら、それを書き込んだのは澪たちではなく、唯一の友人だと思っていた舞香だったのだから。
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はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年5月18日 5時) (レス) id: 13bad46f2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むーす | 作成日時:2018年5月17日 23時