【文豪ストレイドッグス】【太宰治】行き場の知らない犬たちは【トリップ】 (ページ2)

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第2話ページ2

今日も学校に行かなくてはいけない。

私はスマホのTLを確認しながら家を出る。

少し電車に乗り、2～3分歩けば到着する高校の校舎は今日も薄汚い。

自分の靴箱をみればそれはもう地獄絵図だ。生ごみが詰めてあるし、なんか虫いるし、とにかく汚い。

陰で澪(れい)と星羅(せいら)と愛海(あみ)が笑っている。

そんなものは無視して、カバンから上履きを取り出す。私は毎日上履きを持ち帰っている。上履きだけでなく教科書や体育着なども。おかげで毎日荷物が多いんだよ！！

何事もなかったかのように教室に行こうとするA。

だがそんなAを澪たち3人はスルーしない。

澪「あっれー？？なんか臭くない？？ｗｗｗ」

愛「確かにｗうっわクッサ！！伊川チョーくさいんですけどｗ」

Aに顔を近づける愛海。

A(お前らのせいだろうが…。つーか生ごみどっから持ってきたんだよ。生ごみ片付けろよ!何時も片づけてんの清掃員のおばちゃんだぞ！！！)

星「こんなやつほっといてもう行こうよ～～！匂いが移るぅ～！」

A(うっせぇブス！)

何とかしてAは3人から逃れ、授業が始まる。

A(数学だる…早く文スト見たい。太宰さん尊い。)

Aの授業はだいたい妄想で終わる。

その妄想は推しと自分をくっつけるか推しのCPについてである。

休み時間？？もちろん学校では夢小説は読まないし、ぼっちで過ごさない。

仲の良い友達、舞香(まいか)とただしゃべるだけ。

つまらなくはない。楽しい。

舞香はいい友人だ。いじめのことについてもフォローしてくれるし、可愛いし、話面白いし。

舞「Aちゃん大丈夫？」

A「へーきへーき！」

舞「あのブス3人組なんか無視だよ！！無視！」

A「舞香辛辣！ｗ」

――――その他設定―――――――――
澪(れい)

・いじめ主格
・そこまでブスじゃない
・3年2組

星羅(せいら)
・ぶす
・名前負けしてる
・3年2組

愛海(あみ)
・ぶす
・ぶりっ子
・3年2組

舞香(まいか)
・夢主の友人
・よき理解者
・実はなんか隠してる(？)
・3年2組。
・容姿端麗、成績優秀の完璧人間