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悠仁君はとても良い子で、両親がいないからとよく家に遊びにやって来たりもしていた。彼の年齢が上がる度に身体能力の高さがどんどん上がってきているのが分かり、毎回50m走等の結果を聞いては苦笑いをする。
「Aさん、俺別にまた今度買うんで持ってっていーよ。」
「え、でも、」
「いーから、ね?」
眩しい笑顔をわたしに向ける彼は私からしたら神様のように見えた。今までの疲れが取れて行く…なんて冗談も現実になりそうで悠仁君は癒し属性なのだと改めて感じた。
悠仁君は今年で高校生になり、入学式から早くもニ週間が経ったがもう周りと仲良くなったのだとか。コミュ力が高い子はとても羨ましい。私が中学の時は下を向いて自己紹介や授業で喋る以外誰とも話さなかった記憶がある。
「…Aさん、隈酷くなってる。大丈夫なの?ちゃんと寝れてる?心配何だけど。」
「大丈夫だよ、寝る時は寝てるし!今日は早く帰れるから家帰ったら直ぐ寝るつもり。心配かけてごめんね、悠仁くん。」
「…ならいーけどさ。」
病気には気を付けてね、とあまり納得してませんという表情をしながら悠仁君は先に会計に行った。私は洗顔や化粧水等を買う為に置いてあるコーナーに向かう。シャンプーやコンディショナーも次いでに手に取り直ぐに会計を済ませて外に出た。
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muu(プロフ) - けさん» コメント気づかず、そして返信も遅れてしまい申し訳ありません。短編集公開の決め手はあなた様のコメントでした。嬉しいお言葉ありがとうございます。私の作品を探してくださってありがとうございます。け様こそこれから幸せでいてくださると私が嬉しいです。 (2023年4月2日 10時) (レス) @page45 id: d72e1585a0 (このIDを非表示/違反報告)
け - どんな回答であっても飲み込むつもりでいます。どうか御返事をお願い致します。そして、貴方のこれからに良き風が吹く事を願っております。 (2022年7月28日 23時) (レス) @page1 id: 7bc13d5481 (このIDを非表示/違反報告)
け - そこから、「この作者の作品を全表示」から飛んでやっとの思いで短編集に辿り着く事が出来ました。ですが、パスワードが掛かっており、拝見出来る状態ではありませんでした。そこで冒頭でも言いました様に、パスワードを誠に恐縮ながら教えては頂けないでしょうか。 (2022年7月28日 23時) (レス) @page1 id: 7bc13d5481 (このIDを非表示/違反報告)
け - 見終わっても何回も読み返す程でした。その時丁度スマホの機種を変えてしまって(引き継ぐのを忘れてしまって)主さんの作品と約一年程離れてしまいました。そして、何度か検索を繰り返しているうちにやっと主さんの短編集の関連作品と出会えました。 (2022年7月28日 23時) (レス) @page1 id: 7bc13d5481 (このIDを非表示/違反報告)
け - 夜分遅くにすみません。お手数掛けますが、主さんの作品の一つである「大大大大大大大大大大大好き」という呪i術i廻i戦の短編集について、一つお伺いしても宜しいでしょうか。私は以前、(といっても大分前)にその作品が題名の通り大好きで、文字数↓ (2022年7月28日 23時) (レス) @page1 id: 7bc13d5481 (このIDを非表示/違反報告)
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