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顔が青くなっていくのが自分でも分かった。見られた？怒られる？嫌われる？どっちにしろもし見られてたのなら好感度は一気に下がるだろう。
「あ、これは…、」
「その人…もしかして、稽古をしていて怪我をしたの？」
「え、？」
母さんの見当違いの言葉を聞いて目を丸くするが、考えていた事と違う事を言われ内心ホッとする。もしかして母さんはついさっき来たのか？そうなら本当に良かった、もし見られていたのなら本当に嫌われていた所だ。
「そうなの！ちょっと力加減間違えちゃって…、怒ってる？」
「ふふ、どうして怒るの？でも怪我をさせたなら直ぐに手当てしないと駄目だよ。」
「…は〜い。」
母さんが倒れている男二人に近付き声をかけようとすると、さっき脚を折った方の男が母さんの腕を掴み叫ぶ。どういう教育をしているのかと。
この男、もしかして俺が母さんに嫌われる様に仕向けたいのだろうか。母さんに何か言おうとする男に向けて母さんの後ろから睨み圧をかければそれに気づいた男は目を見開いて口を閉ざした。
「教育…？どういう意味なん、」
「おかあさま、考え事してたら怪我悪化しちゃうよ！」
「え、あぁそうだね。じゃあ私は脚折れてるこの人運ぼうかな…。」
「待って、その人は僕が運ぶよ！」
使用人が近くに居てくれたら良かったんだけどね、と笑う母さんに、つい先程使用人をクビにした事を後悔する。意識のある男の肩を支えてやれば、俺を見て顔を青くする。
母さんがもう一人を少し引き摺りながら手前を歩いているのを見て、ちゃんと持ててないところも可愛い、と思うと同時に運ばれている男に嫉妬した。
「お前、次はねぇからな。」
「は、はいっ。」
小さな声で自分が支えている男にそう呟けば、相手は震えながらも返事をした。もし次また母さんの悪口や殺害を考えていたらどうしてやろうか。
(俺の母さんを傷付ける奴はみんな消してやろ〜。)
4歳の頃、少年に芽生えた独占欲。それを向けられているのは実の母親。周りはその独占欲のせいで理不尽に怒られ、殴られた。クビになった一人の元使用人は、五条悟を悪魔だと断言する。
「あれは、ただの欲に塗れた化け物よ。」
その後、そう言っていた使用人の首は物理的に消えたらしいが、その真相は誰も知らない。
「またついつい殺っちゃった。」
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muu(プロフ) - わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中さん» コメントありがとうございます♡気に入っている設定でしたので褒めて頂けて嬉しいです。嬉しいお言葉ありがとうございます！ (11月18日 18時) (
レス) id: d72e1585a0 (このIDを非表示/違反報告)
わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中 - 突然すみませんこの作品めちゃめちゃ好きです。設定神だし、その発想力人生何周したら手に入るのか、、、文才もあって発想力もある……(゜ロ゜)？！もしや作者さんは神という存在なのか？！ (11月16日 10時) (レス) @page5 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
森 - 突然すみません以下同文です…… (2022年7月30日 13時) (レス) id: 16b29645b2 (このIDを非表示/違反報告)
miyu - 突然すみません大大大大大大大大大大大好きのパスワードを教えてくれませんか？ (2022年6月18日 21時) (レス) id: b50d43723e (このIDを非表示/違反報告)
ビター - 突然すみません大大大大好きのパスワードを教えてくれませんか？ (2022年4月15日 19時) (レス) id: d05a01f832 (このIDを非表示/違反報告)
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