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NO20 ●案内 ページ21
「家、こっちで…」
スタスタスタ。
Aが言い終わる前に彼が歩き始めた。
「(え、何で家の方向知ってるの⁈)」
驚いて立ち止まるA
「何してるの？早く行くよ」
変わらないスピードでスタスタ前を歩いていくイルミ。
「ああぁ、はい！」
そんな彼を小走りで追っていく。
「イルミさん、どうして私の家までの道知ってるんですか⁈」
「何でって探したからだけど？」
「ど、どうやって⁈」
「それは秘密。さ、着いたよ。」
何故か彼に案内されて家に到着する。
(え〜！！合ってる！！何で知ってるの⁈本当にこの人どういう人なの・・・」
冷や汗を流しながら目の前にいる彼を見つめる。
「入らないの？」
「は、入ります…！」
不安が入り混じりながらも、部屋の扉を開けて招き入れた。
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作者名：301 | 作成日時：2023年8月7日 15時
