悪魔の勘 ページ14
《貴方目線》
貴「契約って……どうするの、?」
私は押し倒されたまま問いかけてみた。
山「んー、こうかな、」
と山田涼介が言った瞬間、私の口は塞がれていた。
貴「んんっ、!?」
山「んんぅ……」
ゆっくり舌が入ってくる。
まるで別の生き物のように私の舌に絡まりついてくる。
貴「やっ、、んんッ……」
山「っ、、ふぅ……」
ようやく私の口が解放される。
貴「な、、何、したの、?」
山「何って、契約。」
貴「あれが契約……っあ、!!」
突然背中に痛みが走る。
あまりの痛さにその場にうずくまった。
山「もう少しだから。」
そっと抱き締められる。
その時、とくん、と私の胸が鳴った。
貴「あぅ、、ふぅ……」
山「良かった。これで契約はおしまい。」
ふわ、と微笑まれるとまた胸が鳴った。
すると彼は、背中から真っ黒な翼を生やし、瞳の色も真っ赤に変わっていた、
貴「これが…本当の貴方、?」
山「そう。これが俺。」
何だろう。彼を見ると……
凄くドキドキする。
これって……、?
この時の私は知らなかった。
私の身体が、
邪悪な力に蝕まれている事に。
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作者名:小山鈴 | 作成日時:2018年11月27日 19時