ブラッククローバー龍化魔法の少女 (ページ8)

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第五話ページ8

魔導書授与式が終わり皆帰っていった。

私もハージ村に帰ろうと歩いていたが、直ぐに歩くのをやめた

『さっきからついてきてますが、私に何かようですか?』

「あら、気ずいていたのね。」
壁の裏から長髪の女性が出てきた

『えぇ、そんな禍々しい気配を出してたら嫌でもわかりますよ。』

「あら、そうなの。私たっら気配を消すのを忘れるなんてダメね。」

『それで、私に何の用ですか?』

「それはね、貴女の魔導書を頂きに来たの。」

そう言って女性は手を出しいきなり私に向かって魔法を放った｡
しかし私はそれが分かっていたので簡単に避ける事が出来た。
「あら、完全に不意をついたつもりだけどまさかアレを避けるなんて流石は六つ葉の魔導書に選ばれた者ね。」

『いきなり攻撃するなんて、貴女何者ですか?』

「少し前までは魔法騎士団で縄魔法のラミアとして多少名を知られていたんだけど…今はしがない盗賊よ〜」

　魔法騎士団…盗賊?

「魔導書を使えるのは選ばれた本人だけ…けど…四つ葉と六つ葉の魔導書は闇のコレクターにとんでもないの高値がつけられているの。選ばれた者といえど授与されたばかりじゃただのヒヨっ子ね…残念だったわね，この場に私と彼が居合わせて｡貴女と四つ葉の少年の伝説は始まる前に終わりよ!!」

四つ葉の少年って…

『ユノに何したの!?』

「別に私は何もしてないわ。彼の所には盗賊仲間のレブチが行ってるもの。」

(えっ、他にもいたのだとしたら不味い!急いでユノの所に行かないと。)
　私はユノの所に向かおうとしたが

「何処え行こうとしているのかしら?。」

縄魔法 ”魔縛縄陣”

ラミアが私を行かせまいと魔法を私に向けて発動したが

『くっ…』

何とか避ける事が出来た

「あら、また外しちゃったわね腕が鈍っちゃたのかしら?」

『どうしても行かせるつもりはないんですね。』

「当たり前じゃない。六つ葉の魔導書は高値がつけられているんだから。いい、貴女には選択肢が二つあるわ、大人しく魔導書を渡すか、痛い目に合って魔導書を奪われるかどちらかよ、さあどっちがいいかしら好きな方を選びなさい。」

私はその答えに

『いいえ。選択肢は三つよ。それは私が貴女を倒す事よ!!』