ブラッククローバー龍化魔法の少女 (ページ22)

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第十九話ページ22

今日は待ちに待った魔法騎士団入団試験。

魔法騎士団とは、九つの騎士団から成る魔法帝直属の戦闘に特化した魔導士軍団。

全国民の憧れである。

(う〜き、緊張してきた)

私が心の中でそう呟いていると

「あ、あの子だ!最果ての町で六つ葉の魔導書に選ばれたっていう」

「はあ！？六つ葉！？」

「まじかよ」

周りの視線と声が痛すぎる

こんな調子で大丈夫かなと考えていると

？「待たせたね」

上の方でそんな声が聞こえたと同時に一気に湧き上がる歓声そこには９人の人が居た

？「今回の試験は私が仕切らせてもらうよ」

(誰あの人、変な仮面付けてるけど)

「現最強魔法騎士団『金色の夜明け団』団長!ウィリアム･ヴァンジャンス!」

「次の魔法帝最有力候補だ!」

(へ〜次の魔法帝最有力候補なんだ)

私が心の中でそう呟いているとウィリアムさんと視線が重なったすると、頭がズキッと痛み、体の奥が疼いた気がした

私は思わずその場にしゃがみ込んだ

「おい、大丈夫かい?」

「具合でも悪いのか?」

周りが心配して、声をかけてきた今から試験を受けるライバルだというのに。
私は『大丈夫です』と一言だけ告げ立ち上がり、先程のウィリアムと言う人に目を向ける

何故か上にいる９人全員が私の方を見ている

何で?