第八話 ページ11
「な、なんだそれはー!?魔力の無いクズがぁぁあ!」
明らかにレブチが狼狽えているのがわかる。
これは…
魔力の無い
ア「なにこれ重っ!?まあ、ここで」
アスタだから手に出来た
ア「筋力が役に立つとはぁぁあ!!!」
反魔法の魔導書_…。
「俺の魔法を無効化した!?」
ア「魔力が無くても俺は!!魔法帝になる!!!!」
アスタがレブチ目掛けて剣を振り下ろす。
ア「諦めないのが俺の魔法だ!!」
レブチが白目を剥き、意識を失った。
(さすが、アスタ。)
私は心の中でそう呟いた。
レブチが意識を失ったおかげで、ユノを拘束していた鎖が解けた。
ア「いよっしゃーい!!何か知らんけど魔導書手に入れたー!!とてつもなくボロボロだけど大事にするぜーい!」
ユ「アスタ。また助けられちまったな。この借りはいつか必ず返す!」
『アスタ、魔導書手に入れられたのねおめでとう。』
ア「ありがとな、A!!」
ユ「はっ!それよりもA。もう一人の盗賊はどうしたと?」
『あぁ、それなら倒したけど?』
ア/ユ「「えぇぇぇ!?/なっ!?」」
二人が私が呟いた言葉に驚いた、えっそんなに驚くことなの?
『何で二人共驚いてるの?』
ユ「嫌、普通驚くだろ。Aが倒した盗賊は元魔法騎士団でしかも上級魔道士だぞ。」
(えっ、うそあれで上級魔道士?まあ、確かに強かったけど普通に勝てる相手だよ。)
私は闘った相手が元上級魔道士だった事に驚いた。そしてある疑問を持った
『あれ?何で二人がそれを知ってるの?』
ユ「そこに倒れてるソイツが”六つ葉のところには元上級魔道士の盗賊が行った。”て言ったからな。」
『そうなんだ。それよりもアスタ!約束、覚えてる?』
私とユノを見て、アスタは答える。
ア「Aとユノこそ、覚えてたのかよ。」
私達三人はあの日固く強い決意をした出来事を思い出す。
そして私達は拳を突き出し、
『「「誰が魔法帝になるか勝負だ/よ」」』
言葉が、重なり合った。
そう私達の夢は魔法帝になる事。
私はこの世界を変たいと思った。
だから私は、魔法帝になるんだ。
30人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
山本睦月(大泉高)(プロフ) - 嵐龍アマツマガツチを使ってください (2021年8月23日 13時) (レス) id: 9c10229418 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:十六夜睦月 | 作成日時:2021年5月18日 18時