BKW！！《短編集》

買い物 鈴木 重伸 ページ2

今日は、オーラルのしげさんと服を買い来ました。


重「次これ着てみて！」

「あのー、どんだけ試着するんですか？早く買いましょうよ」

重「これで、じゃー最後な！」


彼は、すごくおしゃれでセンスいいのはいいんだけど、、

重「着た？開けていい？」

「着ました！」


試着したのは、首がすごく開いてる服。
男の人が好きそうなやつ。

重「おぉー！めっちゃ似合うやん！これにしよ！」

「これ、めっちゃ首開いてますよ。クール系な服が欲しんですけど、これは、ちょっと…」


重「んー、これが一番似合うねん。これじゃないとだめや」


「…わかりました」

重「よろしい」



と、いいながら私の頭を撫でた。


撫でられるとすごく落ち着く。


服を買って、店を出た。


その時、

重「ついでに寄りたい店あんねん、ついて来て」

と、言われついていったところがコスプレの店。

重「（人1）にやってもらいたいやつがあんねん」

あー、やべ、、


これは、ナースとかメイドとかのコスプレだ…


無理無理、、

ん？……あ！

しげさんにやってもらおう！

コスプレは、しげさんがやるのだっ！

作戦を立てねば…

まず、しげさんが私のを買い、それをしている間に私がしげさんのを買う！

よし！


んー、でも、着てと言っても、着なさそうな感じがする！


ま、やるしかない！！！



お互いにコスプレの服を買った。


重「次は俺ん家な？」

「え、、」

重「行かなあかんで？」

「はい…」


と、しげさんとしげさんの家に向かった。


重「まず、コスプレの服を着てみてや！」

服を袋から出した。

やっぱり、ナースだ。

「え…、無理ですよ。こんなの…」

重「着て！お願い！」

「んー、わかりました」


数分後…


「あのー、着ました…」


しげさんは、まじまじと私を見る。


「あのー、恥ずかしいです…」


重「たまらんわ…」


しげさんは、私の脇腹を手で触れた。


「な、なにしてるんですか！」


しげさんの手を払おうとしても離れない。



重「（人1）が食べたいねん」


「え…」


重「言ってなかったけどな、（人1）が好きねん…」


頭がこんがらがる。


急にそんなこと言わないでよ…


ドキドキすんじゃん…


「私も…だけど…」


重「こんな俺やけど付き合って？」



「…バカ、私、待ってたんですからね…？」


普段見せない笑った顔を見せてくれた。



タメ口で、


「しげのこと好きなんだからね！」


顔を真っ赤にして言った。

練習 中西 雅哉 雪村さんリク→←ずっと大好き 山中 拓也

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す