27話 ページ30
そう言って相澤先生は、いた場所に戻った。それを私は横目で見て、視線を戻す。
飯「指導を受けていたようだが…」
爆「除籍宣告だろ」
青「彼が心配かい？マドモアゼル。僕は全然」
そう言って私の肩を手を置いてきたので、強引に青山君の手を振り払う。
『何勝手に手を置いてるんですか。後、黙っててください』
青「OH…」
お「ってか、誰？」
『その言葉良い。お茶子(プルプル)』
明らかに落ち込んだ青山君を見て、スルーをしたのち、お茶子の“誰？”って言葉めっちゃ笑える。
笑いそうになるのを必死に堪える。
だって、言い方が酷いからね。確かに、会ったばかりで、興味ないだろうけど。もう少し言葉選ぼうよ。
昔のバーナビーさんだって、一応言葉選んでたって、タイガー先輩以外だけど。
相「(性懲りもなく玉砕覚悟の全力か、はたまた萎縮して最下位に収まるか…、どっちに転んでも見込みはない)」
出「(相澤先生の言う通りだ。これまで通りじゃヒーローになんてなれやしない)」
『(おっ…)』
ピリッと何かを感じて、緑谷君の雰囲気が変わった事に気付く。
その雰囲気に私は小さく笑う。誰にも気づかれないように。本当に小さく。
出「(僕は人より何倍も頑張らないとダメなんだ！だから全力で今僕に出来る事を！)」
『(いっけぇー！！)』
出「SMASHHHHH！！」
緑谷君がそう言った時に、ボールは最初とは違い、めっちゃ飛んで行く。
おー！！あの子可愛いだけかと思ったけど、格好いいところもあるんだね！！そう思って、私は緑谷君を見つめる。
ん？人差し指が…。
出「(あの痛み…程じゃない！)」
“705.3m”
出「先生。まだ動けます！」
相「こいつ…」
痛いにも関わらず手を握る緑谷君に、相澤先生の顔は変わる。
そんな姿を横目で見て、ホッとしたように小さく息をはく。
お「やっとヒーローらしい数字が出たよ！！」
『うん。良かったね…(でも、これだけじゃ)』
飯「指が腫れ上がっているぞ」
青「スマートじゃないね」
青山君の発言は無視して、私は緑谷君を少し不安そうに見つめる。
人差し指大丈夫かな。治癒のNEXTなら良いんだけど。本当にこう言う時。
そう思ってたその時。
爆「どう言う事だ！訳を言えデクてめェ！」
出「か、かっちゃあああああん？！」
『(危ない！！』
そう思って私は、能力を発動して、緑谷君を庇うように行く。
出「えっ？アカツキさん？」
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にゃんまる(プロフ) - 更新したら神作なんだけどな (2019年4月29日 1時) (
レス) id: 28efe574a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒宮霧月(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» そうですね！好きなキャラは人それぞれですから！！ (2018年8月25日 15時) (レス) id: 7fa0f601af (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - タイバニはスカイハイ ヒロアカはステイン様が大好きです (2018年8月25日 13時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - そんな思いがあってこのお話をリクエストさせて頂きました。 (2017年7月16日 16時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - しまったのです。それ依頼私は他人からの愛を信じる事が出来ないのです。でも虎徹みたいな人にもし会えたら虎徹みたいな人に愛されてみたいそう思ったのです。 (2017年7月16日 15時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒宮霧月 | 作成日時：2017年5月14日 13時
