18話 ページ21
『あっ、わかりました』
此処で相澤さんと校長とは別れて、オールマイトさんに連れられて、私は市役所に向かう。
〜数十分〜
〜雄英近くの市役所〜
オ(ト)【これで一通りの手続きは終わりかな】
『はい』
オ(ト)【他に行きたいとこはないかい？あー、そうだ。携帯は持ってないのかい？携帯ないと連絡取れないよね】
『そうですね。残念ながら…』
オ(ト)【ゴフッ！！そっか。じゃあ、携帯屋行かないとね。で、他に行きたいとこは？】
オールマイトさんは驚きで吐血するらしく、そう言いながら血を拭く。
大丈夫かな？っと思いながら、ハンカチを探しながら聞く。
『あの、大丈夫ですか？ハンカチがあれば良いんですけど。そうですね。本屋に』
オ(ト)【大丈夫だよ。ハンカチは、いいよ。汚しちゃうとまずいし。本屋？】
『しかし…。あっ、えっと、日本語を勉強する為に…』
心配そうにしながらもたどたどしく言うと、オールマイトさんはいつもの笑顔で頷く。
オ(ト)【わかった。まずは携帯屋で、次は本屋だね。ねぇ、今まで疑問に思ってたんだけど、聞いても良い？】
『あっ、はい。構いませんよ』
市役所から携帯屋に向かってる途中で、オールマイトさんが改まった感じで聞いてくる。
私は何だろうと思いながら促すと、細い指が私の手首に着いてるPDAにいく。
オ(ト)【これって何？】
『あー、これですか。PDAっと言って、ヒーロー同士と連絡取れる物なんです』
オ(ト)【へぇー(うん。良いかもな。パワーローダー君に頼んだら、作ってもらえるだろうか)】
ジッと見てくるオールマイトさんに、私はPDAを外しスッと差し出す。
オ(ト)【えっ…？】
『見たいんですよね。良いですよ。見て』
オ(ト)【だけど…、大切な物じゃないの？だって、これで向こうと連絡取れるんじゃないの？】
『連絡取れるかと思ったんですが、ダメでした。えぇ。大切な物ですよ』
オ(ト)【だけど、私が触って良いかも。壊したらまずいし】
『貴方を信頼してますから』
そう言って私は、オールマイトさんに差し出したままで、ニコッと笑う。
それを聞いたオールマイトさんは、おずおずと言った感じで、私の黒のPDAに手を伸ばす。
オ(ト)【ブレスレット式なんだね。誰が作ってたのか？】
『さぁ、それは知りません』
オ(ト)【へぇー。ありがとう】
ジロジロと見ながら、オールマイトさんは私に返す。
『もう良いんですか？』
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にゃんまる(プロフ) - 更新したら神作なんだけどな (2019年4月29日 1時) (
レス) id: 28efe574a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒宮霧月(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» そうですね！好きなキャラは人それぞれですから！！ (2018年8月25日 15時) (レス) id: 7fa0f601af (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - タイバニはスカイハイ ヒロアカはステイン様が大好きです (2018年8月25日 13時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - そんな思いがあってこのお話をリクエストさせて頂きました。 (2017年7月16日 16時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - しまったのです。それ依頼私は他人からの愛を信じる事が出来ないのです。でも虎徹みたいな人にもし会えたら虎徹みたいな人に愛されてみたいそう思ったのです。 (2017年7月16日 15時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒宮霧月 | 作成日時：2017年5月14日 13時
