プロローグ2 ページ3
タイガー先輩達は、二手に分かれる。
私は気にせず、犯人に向かって行く。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結果から言うと、犯人は捕まえる事が出来た。
テンポが速い？気にしないで下さい。
犯「くっそー」
『………』
タイガー先輩のワイヤーに縛られた犯人は、悔しそうにしながらも、最後の抵抗なのか最大限に能力を発動する。
虎「あっ？！おい！！」
バ「リフレクシーさん！！離れて下さい！！」
それに虎徹さんと、バーナビーさんが気づいたけど、その声に、私が気づき能力を発動した時には、すでに遅くて…。
イ「Aさん！！」
イワン先輩も気づいて、近寄ってきた。
あの、名前ばれるんでやめてくれませんか？タイガー先輩が言ってたよね。ヒーローはばれるなって。
そう思いながら、暗くなっていく視界に、私は意識を手放す。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『んっ……』
目を覚ませば、そこは何処かの路地裏みたいで…。
『何処？此処？』
とりあえず、自分の恰好を見ると、特に問題なく、ヒーロースーツのままだし。特に、乱れてるところもないし。汚れてるのは、路地裏で寝ていたからだろう。仮面もあるし。財布もある。
身体の確認もしてみる。手も足も特に問題ない。
能力を発動してみる。NEXT独特の青に光って、それも問題ない事がわかる。
『………』
此処にいてもらちが明かないので、とりあえず路地裏から出てみる事に。
ふと空を見ると、太陽は登っているから、昼間なのだろう。
『えっと…私は…』
確か、タイガー達と一緒に、NEXT犯罪者を追いかけていたんだよね。結果的には、捕まえたけど、犯人が抵抗して、能力を発動して…。
で、気づいたら、此処にいると。
『………』
太陽が出てるにも関わらず、薄暗い路地裏を出ると。
そこは、見た事ない場所だ。
『はぁー…』
……本当に此処何処？
ってか、人間だけど、人間じゃない奴もいるし。
何なん？これもNEXT能力かなんかなのか？
確かに変身する能力とかもあるけど。イワン先輩の擬態とはまた別だけど。
それに視線を色々向けると、あちこちに看板があり、私にもわかる『ヒーロー』って言葉。
じゃあ、シュテルンビルト？じゃないよね。こんな場所知らないし。でも、この行き交う人が喋ってるのって、ところどころわかるけど。日本語だよね。
じゃあ、ここは日本？でもイワン先輩が教えてくれたものとは何か違うような。
『んー…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にゃんまる(プロフ) - 更新したら神作なんだけどな (2019年4月29日 1時) (
レス) id: 28efe574a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒宮霧月(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» そうですね！好きなキャラは人それぞれですから！！ (2018年8月25日 15時) (レス) id: 7fa0f601af (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - タイバニはスカイハイ ヒロアカはステイン様が大好きです (2018年8月25日 13時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - そんな思いがあってこのお話をリクエストさせて頂きました。 (2017年7月16日 16時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - しまったのです。それ依頼私は他人からの愛を信じる事が出来ないのです。でも虎徹みたいな人にもし会えたら虎徹みたいな人に愛されてみたいそう思ったのです。 (2017年7月16日 15時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒宮霧月 | 作成日時：2017年5月14日 13時
