11話 ページ14
やっぱり似てるな。同じくらいの年齢なのか。何から何までそっくりだ。
何か、昨日見た能力もまるで、“ハンドレットパワー”みたいだ。
オ(ト)【何笑ってんの？】
いつの間にか笑っていたらしく、オールマイトさんは訝しげに見てくる。
『あっ、すいません。知り合いに似てるので…』
オ(ト)【その知り合いって、もしかして…】
『えぇ。ヒーローですよ。いつも自分より、相手が優先。お人好しで、お節介で…』
そう言うと驚いた顔をしながらも、オールマイトさんは小さく笑う。
オ(ト)【…そうなんだ】
『えぇ』
オ(ト)【話を戻すけど、“個性”って言うのは…】
それから“個性”について教えてもらう。
始まりは、中国軽慶市から、全身赤く発光した赤児が産まれた事かららしい。
オ(ト)【…こう言う事なんだ。わかったかい？】
話を聞き終えると始まりは違うが、“NEXT”ほとんど変わらないみたい。ただ、NEXTは、DNAとか関係なく発現したりもする。
ヒーローが出来たのも、同じような感じだな…。
そう思いながら私は小さく頷く。
『何となくわかりました。次は“NEXT”の説明ですね。まずはとりあえず、見ててくれますか』
そう言って立ち上がり、椅子の横に立って、私は能力を発動する。
青く光りNEXTが発動したのがわかる。
オ(ト)【確か、昨日の夜も青く光ってたよね。それが…】
『NEXT能力者の特徴です』
私は能力を解く。それから“NEXT”の説明を始める。
その説明を聞いたオールマイトさんは、思い出したように言う。
オ(ト)【なるほどね。何か似たような感じだね。あのさ、これから、一緒に来てほしいところがあるんだけど。良いかな？用事があるなら、後にしてくれない？付き合うから。あっ、はい。これ。大切にとっときなよ】
『？わかりました。いつも大切に取ってありますよ(パジャマ買おうかと思ってるんだけど)』
ライセンスをしまいながら、オールマイトさんも立ち上がり、一緒に玄関に向かう時に、紙袋がある事を思い出す。
『あの、ちょっと待ってて下さい』
オ(ト)【？わかった】
そう言って私は紙袋に、ヒーロースーツを入れ、玄関に戻ってくる。
それ見たオールマイトさんは、指を差して。
オ(ト)【もしかして、その服って】
『はい。ヒーロースーツです』
オ(ト)【そっか。格好良いね】
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にゃんまる(プロフ) - 更新したら神作なんだけどな (2019年4月29日 1時) (
レス) id: 28efe574a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒宮霧月(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» そうですね！好きなキャラは人それぞれですから！！ (2018年8月25日 15時) (レス) id: 7fa0f601af (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - タイバニはスカイハイ ヒロアカはステイン様が大好きです (2018年8月25日 13時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - そんな思いがあってこのお話をリクエストさせて頂きました。 (2017年7月16日 16時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - しまったのです。それ依頼私は他人からの愛を信じる事が出来ないのです。でも虎徹みたいな人にもし会えたら虎徹みたいな人に愛されてみたいそう思ったのです。 (2017年7月16日 15時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒宮霧月 | 作成日時：2017年5月14日 13時
