82話 ページ34
さて、今日も職業体験が始まる。っとその前に…。
「オールマイトに対しても、こんな感じだったんですか？」
グ「いや、オールマイトの場合は、身体は出来ていたし、ワン・フォー・オールは使いこなしていたし…」
「へぇー。流石はオールマイトですね」
グ「流石はわからんが…。だから、ひたすらに実戦訓練でひたすらゲロ吐かせたったわ」
実際聞くとやっぱ酷いな。
あー、やっべ、想像しちゃったよ。マジやめよう。
でも、それをしたのも…。
グ「生半可な扱いは出来なかった。亡き盟友に託された男だったからな」
「亡きって事は…、オールマイトの先代は……、お亡くなりなったんですね」
グ「あぁ…」
「なるほど…」
そう言った俺を見て、グラントリノは…、真剣な顔をしたまま。
グ「あまり、驚かないって事は、それすらもわかってたって事だな。小僧。何処まで…、あー、未来は語れねぇんだっけか…」
「えぇ。申し訳ないんですけど…」
俺が本当に申し訳なさそうに言うと、グラントリノは笑いながら…。
グ「別に、謝らなくたっていい！さぁ、やるぞ！！」
「はい！！」
グ「とりあえず、三分！俺に一発でも当ててみろ！」
「はい！！」
そう言って俺は下ろしたトンファーを構え直し、グラントリノは飛び始める。
絶対当ててやる！かすりでもすれば良いんだが。
「(ワン・フォー・オール20％。最初よりは、上げて。全体的に行き渡らして…。笑顔で笑う)」
グ「(やっぱ、笑うか。まるで、オールマイト…俊典みたいだな。呑み込みは早いし)」
「(神経を研ぎ澄ませて……、そこだ！！)」
目を閉じて気配を読んで、トンファーを向ける！！
グ「甘い！！」
「グッ？！」
チッ。蹴りを食らったか！！
うまく行ったと思ったんだけど…。
もう一度何度も繰り返す。
しかし、当たらない。もう少し、ワン・フォー・オールを上げてみるか。
「(30％！！)」
グ「？！(その状態で、上げたか。やっぱり、出来るか)」
「(そこだ！！)」
グ「っ？！(危なかった)」
「おしい！」
説明すると、後もう少しで、トンファーが、グラントリノに当たるところだったのに、逃げられた。
グ「やるな…」
「どうも…。もう一回良いですか？」
グ「あぁ。勿論！！」
それを開始にまた始まる。
今度こそ！！
〜三日目〜
〜PM5:00〜
「っと？！」
体制を崩しそうになって、俺はすぐに体制を戻す。
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鈴鹿 - とっても面白いです。続きを楽しみにしてます。 (2021年8月21日 19時) (
レス) id: 2e973fc2c9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 好きなので続き見たいです！！ (2021年7月6日 14時) (レス) id: ac54deaa0c (このIDを非表示/違反報告)
ピース - グラントリノがオールマイトに緑谷がトリップ者って言うか言わないかが気になる (2017年7月30日 4時) (レス) id: ee81269ef6 (このIDを非表示/違反報告)
黒宮霧月(プロフ) - ツッキー本体は眼鏡さん» おお？！ありがとうございます！！教えてくれてすいませんでした！！ (2017年6月23日 13時) (レス) id: 2026e05a9b (このIDを非表示/違反報告)
ツッキー本体は眼鏡(プロフ) - 体育祭のところ先生じゃなくて宣誓では？ (2017年6月23日 0時) (レス) id: ada14fc3d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒宮霧月 | 作成日時：2017年4月28日 18時
