81話 ページ33
俺がそう言うと、グラントリノは少し考えるそぶりを見せ…。
グ「そっか…」
「別に全部を信じられないなら、それでも構いません」
グ「いや、信じよう。小僧の顔を見た限りでは、もう嘘をついてない感じだしな。しかし、まさか、小僧から、そんな話が聞けるとはな。驚いたけどな」
うん。俺もそこまで、見抜けると思ってもなかったです。
それからまた、グラントリノと一戦したんだけど、当てたと思ったんだけど、避けられた。
やっぱ、あのスピード良いよね！！←
〜夜〜
グ「Z！！Z！！」
「(マジで聞けるなんて…)」
グラントリノの寝てる姿を見ながら、俺は笑いを堪えるのに必死になってる。
マジで間近で聞けるなんて…。
「(さて、いつまでも、笑ってられないからな。やるか)」
そう言って、グラントリノがいる部屋を出て、下に降りる。
俺はトンファーを出しながら、自主トレを始める。
あのスピードに追い付けるように…。
「(あのスピードを教えてもらえないなら、追いつくまでだ)」
あの速さを、イメージしながら、俺はトンファーを振り回す。
〜朝〜
グ「…う…ろ！！小僧起きろ！！」
「っ？！あっ、グラントリノ。おはようございます…」
グ「おう。おはよう。ったく、何で床で寝てんだ？」
「あー、また自主トレです…」
グ「そうかい…」
ピンポーン
「あっ、俺出ますよ…」
グ「あぁ」
そう言って出て行ったら、配達の人が来ていた。
あー、確か…。その中身は…。
グ「おぉ。届いたか」
「中身は、電子レンジですね」
グ「そうだ！いつの間にか、壊れてたから、取り寄せたんだ！」
そう言って、新しい電子レンジを叩くグラントリノに……。
「そうなんですね(自分で壊した癖に。本当に演技なのか。わかんないな)」
グ「わかってたって事は、そんなシーンもあったって事か？」
いきなり聞かれた事に、俺は驚きに見開く。それと同時に…。
あー、話したんだっけ。確か。
「えぇ。ありました」
グ「そっか…。さて、朝ごはん食べるか」
「えぇ…」
俺とグラントリノは、朝食(たい焼きだけど)を食べて、勿論、グラントリノから貰ったよ。
ってか、わかってたけど、朝からたい焼きって…。全く。この人は…。
「(普通の料理も食べたい気もするけど、俺料理出来ないし)」
グ「さて、やるか！！」
「はい！！」
その声に俺はトンファーを出して構え、グラントリノは飛び跳ね始める準備をする。
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鈴鹿 - とっても面白いです。続きを楽しみにしてます。 (2021年8月21日 19時) (
レス) id: 2e973fc2c9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 好きなので続き見たいです！！ (2021年7月6日 14時) (レス) id: ac54deaa0c (このIDを非表示/違反報告)
ピース - グラントリノがオールマイトに緑谷がトリップ者って言うか言わないかが気になる (2017年7月30日 4時) (レス) id: ee81269ef6 (このIDを非表示/違反報告)
黒宮霧月(プロフ) - ツッキー本体は眼鏡さん» おお？！ありがとうございます！！教えてくれてすいませんでした！！ (2017年6月23日 13時) (レス) id: 2026e05a9b (このIDを非表示/違反報告)
ツッキー本体は眼鏡(プロフ) - 体育祭のところ先生じゃなくて宣誓では？ (2017年6月23日 0時) (レス) id: ada14fc3d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒宮霧月 | 作成日時：2017年4月28日 18時
