51話 ページ3
これで一気に一位だ！！
マ『マスコミ喜べ！！お前らの好きな展開だ！！』
「(マイク先生。本当に声がでかい)」
飛びながら悪態をつく。
さて、もう少しなんだが、紐を掴み、また地雷に破片を当てる。妨害しつつ、俺は前に行く。
勝「こらー！！てめぇー！！俺より前に行くな！！」
轟「(後ろを助ける事になるが、やむを得ない)」
「っと！！」
一回転しながら、着地して、俺は地雷原を抜けた。
よし！ワン・フォー・オール10％！！
「(後は一気に駆け抜けるだけ！！)」
後ろを気にせず、俺は走る！走る走る！！
絶対に負けてたまるか！！これだけは…！！
マ『こんな展開を誰が予想していただろうか！！最初にグラウンドに戻ってきた1-A緑谷出久の存在を！！』
「よっしゃー！！」
俺が一位だ！！
やったぜ！！出久！！
ワン・フォー・オールを切りながら、俺はクールダウンする。
さて、あいつらに見られたかな。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜とあるBAR〜
死「このガキ」
WINNER！って出てる文字の中にある緑谷出久の存在に、暗い中にいた死柄木弔に近づくのは…。
黒「どうですか？あれ？この子供は…」
死「こいつは…、あの時のガキだよな。襲撃した時の…」
黒「えぇ。そうですね。確か、他の生徒達が怯える中、この子供だけは、こっちをまっすぐ見てたんですよね。何故か。まるで、私達が来るのをわかってたような…」
死「へぇー。このガキが……」
そう言いながら、死柄木は、楽しそうに緑谷出久を見ていた。
何を考えてるかわからないが…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「っ？！」
何か一瞬背筋に寒気がしたんだけど。
何？何？
お「どうしたの？デク君」
「あぁ。麗日さん。何でもないよ」
心配そうに話しかけてきた麗日さんに、俺は交差させた腕をぱっと離す。
ったく？何だったんだ今のは？
あっ？オールマイト？えっと…。
オ(ト)「………」
あー、いたいた！やっぱり13号の隣にいるよ。
あっ、気づいた。
オ(ト)「(ニッ！！)」
ガッツポーズをしながら、笑顔を向けてきたが、俺はフイと視線をそらす。
さて次はっと…。
オ(ト)「えー…」
13「どうしました？」
オ(ト)「いや、何でもないよ(全く…)」
そう言いながら、俺を見て苦笑いをしているオールマイトに気づかず…。
まぁ、気づいても特に何もないし。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 270人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴鹿 - とっても面白いです。続きを楽しみにしてます。 (2021年8月21日 19時) (
レス) id: 2e973fc2c9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 好きなので続き見たいです！！ (2021年7月6日 14時) (レス) id: ac54deaa0c (このIDを非表示/違反報告)
ピース - グラントリノがオールマイトに緑谷がトリップ者って言うか言わないかが気になる (2017年7月30日 4時) (レス) id: ee81269ef6 (このIDを非表示/違反報告)
黒宮霧月(プロフ) - ツッキー本体は眼鏡さん» おお？！ありがとうございます！！教えてくれてすいませんでした！！ (2017年6月23日 13時) (レス) id: 2026e05a9b (このIDを非表示/違反報告)
ツッキー本体は眼鏡(プロフ) - 体育祭のところ先生じゃなくて宣誓では？ (2017年6月23日 0時) (レス) id: ada14fc3d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒宮霧月 | 作成日時：2017年4月28日 18時
